気仙沼線と大船渡線、BRT区間の鉄道事業廃止 震災で被災 JR東日本が国に廃止届を提出

気仙沼線の柳津~気仙沼間と、大船渡線の気仙沼~盛間が対象です。

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JR大船渡線のBRTと三陸鉄道リアス線が乗り入れる盛駅(2016年10月、恵 知仁撮影)。

 JR東日本は2019年11月12日(火)、東日本大震災で線路が不通になり、現在はBRT(バス高速輸送システム)により運行している気仙沼線の柳津~気仙沼間と大船渡線の気仙沼~盛間について、鉄道事業法に基づき、同日付で国土交通大臣に鉄道事業廃止の届出を行ったと発表しました。

 両区間は2011(平成23)年3月の東日本大震災で被災し不通に。その後、早期の輸送サービス再開や、運転本数の増加などを目的に、鉄道の線路をバス専用道路として活用するBRTとして運行を開始しました。

 JR東日本は「BRTは道路運送法に基づき運行しており、鉄道事業の廃止による運行・サービス水準の変更はございません」としています。

【了】

【写真】線路だった場所を走るBRTのバス

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