駅で落とし物を届けもらえた「ありがとうカード」話題 小田急&東京メトロの取り組み

東京メトロのカードは英語表記も

 小田急電鉄が11月から配布を開始したカードのオモテ面は、駅名標を模したデザインです。“駅番号”のOERは「Odakyu Electric Railway Co.」の略、39はサンキューとのこと。もう一方の従来デザインのカードは中央にハートマークがあしらわれ、そのなかに「odakyu」と書かれています。

 カードのウラ面はどちらも、文言を除きほぼ同じ作りになっています。対応した駅係員が所属する管区にチェックを入れ、自分のハンコを押すものです。なお11月から配布しているカードには、「お忘れ物をお届けいただきましたこと……」と書かれていますが、たとえば急病人を救護した場合などにも渡しているといいます。また、2種類どちらのカードを渡すかは、特に決まりはないそうです。

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東京メトロが2018年4月から配布を始めた「お届けお礼カード」のオモテ面。社員がデザインしたという(画像:東京メトロ)。

 東京メトロが配布しているカードも、社員がデザインしたもの。オモテ面には、運行する9路線のラインカラーのドットが描かれ、その上に「Thank you!」とデザインされています。ウラ面は、「私が責任を持って対応させて頂きます。」の文言とともに、対応した駅係員の押印欄があります。なお、近年増加している外国からの利用客にもわかりやすくするため、英語もあわせて表記しているとのことです。

【了】

【写真】中央にハートマークの絵柄も

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コメント

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2件のコメント

  1. とても素晴らしいとり組みだと思います。それに“ありがとう” は、とても波動が高いことばですから、頂いた方、渡す方双方に、心地いいと思います。
    日本って素敵!!

  2. 武蔵野線にもこういう気迫があったんやったら、交通網も大きく変わるんやないか。