イタリアの高速列車「フレッチャロッサ」とは 車内にビストロ 新幹線とはいろいろ違う

「フレッチャロッサ」のビストロへ

 この列車は「ビストロ」も備えています。日本の新幹線にはもう存在しない供食設備です。もちろん、楽しみに行きます。

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「フレッチャロッサ」のビストロ(2019年8月、恵 知仁撮影)。

 その車内には注文カウンターとテーブルがあり、一部のテーブルにはイスも備えられている具合。メニューはパンやサラダといった軽食、ドリンクなどが用意されていました。

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「フレッチャロッサ」ビストロで注文したワイン(2019年8月、恵 知仁撮影)。

 このときは夕方の16時ごろと中途半端な時間であったため、3.5ユーロのワインだけ注文。赤い列車に乗って赤ワインを飲み、窓の外には流れて行くイタリアの風景。至福の時間です。

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「フレッチャロッサ」車内から撮影した側面が白いレール(2019年8月、恵 知仁撮影)。

 さて、そうしてボンヤリ車窓を眺めていると、レールの側面が白いことが気になります。理由は残念ながらハッキリしなかったのですが、「なんで白いんだろう?」とその写真を撮っていると、その様子を「何を撮っているの?」と、イタリア人親子に不思議がられました。

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フィレンツェに到着した「フレッチャロッサ」(2019年8月、恵 知仁撮影)。

 列車はローマ テルミニ駅から約300km離れたフィレンツェ サンタ・マリア・ノヴェッラ駅へ、およそ1時間半で到着。このあと街と食事を楽しんだのち、夜行列車でドイツのミュンヘンを目指します。

協力:ユーレイル・グループGIE

【了】

【写真】新幹線とはいろいろ違うイタリアの高速列車「フレッチャロッサ」

Writer: 恵 知仁(鉄道ライター)

鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。

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コメント

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2件のコメント

  1. イタリアでは国防の都合上鉄道の撮影不可と聞いてましたが今はOKなんでしょうか?

    • 三脚持ってウロウロは知らんけど、コンデジスマホで駅撮り程度なら特に何言われるでもなかった。