「青春18きっぷ」の旅 経験者に知恵・テクニックを聞く 計画の立て方 楽な移動法 教訓

「青春18きっぷ」を使った鉄道旅行に関するアンケートを実施したところ、プラン作成や持ち物に関する知恵やテクニック、快適に移動するための工夫、食事やトイレについての教訓など、幅広い内容の回答が集まりました。

「青春18きっぷ」の旅を実際にして得られた教訓

・トイレと水分、食料を確保する(45~49歳、男性)

・食事の確保とトイレの確認(55~59歳、男性)

・トイレは見つけたら必ず済ます。予備の食糧は必ず携行する(55~59歳、男性)

・すべての駅の構内にトイレがあるとは限らない(35~39歳、女性)

・車両のトイレがあるのか確認する(50~54歳、男性)

・停車時間or乗り換え時間が10分以上あるときは、必ずトイレに行っておく(20~24歳、男性)

旅の教訓 注意点

・ダイヤは生き物。乱れるのも楽しめ(45~49歳、男性)

・一人は寂しい(20~24歳、男性)

・新潟から東京方面で上越線経由なら高崎駅のコンビニは重要(40~44歳、男性)

・約25年前の高校生の頃、軽井沢~青森間を18きっぷと高速バスの乗り継ぎで移動しようと計画したが、仙台近郊で貨物列車の脱線事故と人身事故が重なり、高速バスに乗り継げなかった。疲れ切ったのでホテルに泊まろうとしたが、七夕期間でホテルは満室。とりあえず取れた仙台~むつ線の夜行バスで野辺地まで行き、約12時間遅れで目的地まで着いたが、後で冷静に考えると、新幹線を使ったり、山形や福島に行ったりすればホテルはあったはずで、柔軟な発想や冷静さ、そしてある程度の現金は持ち合わせる必要があると学んだ(40~44歳、男性)

・普通列車は、乗車している地元住民の方々の足であること。とくに、病院通いの方や通学定期の学生さんが利用することで、よそから来た人たちも利用できること(45~49歳、男性)

 なお、「青春18きっぷ」のおもしろい使い方についての質問もしたところ、「途中下車印で埋め尽くす」「改札印をすべて私鉄管理の駅で押してもらう」「今から約四半世紀前、高校の卒業旅行。北海道のニセコ駅から、トマム駅、マキノ駅経由、ハウステンボス駅までJRカタカナ駅制覇の日本列島縦断をした」といった内容の回答がありました。

「青春18きっぷ」は、JR全線の普通列車が乗り放題になる企画乗車券です。1枚で5日(人)分として使えます。価格は1万2050円です。

●アンケート実施概要

・調査期間:2019年11月27日(水)20時ごろから11月28日(木)20時ごろまで

・調査方法:Questantのシステムを利用して調査

・対象:「乗りものニュース」のSNS(Twitter、Facebook)のフォロワーなど

・有効回答数:133

【了】

【写真】いまはもうない「赤い青春18きっぷ」

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