東京23区のJR最閑散駅「越中島」には何があるのか? 東京から2駅だが駅員不在の時間も

東京23区内ながら、乗車人員が最も少ないJR駅として知られる京葉線の越中島駅(江東区)。なぜ「閑散駅」になっているのか現地を訪問したところ、駅の両側は大学でした。また、ほど近い場所には地下鉄2路線が走る駅もあります。

そう遠くない距離にある地下鉄の駅

 なぜ利用者が少ないのでしょうか。地上に出るとそれがわかる気がします。「越中島通り」と呼ばれる一本の太い道路に、駅すべての出入口がつながっていますが、いずれも東京海洋大学に囲まれています。大学の中に駅があるようなものと言っても過言ではないでしょう。しかし、大学の敷地になるべく干渉しないような構造となっており、歩道に向け出口は狭く造られています。

Large 20191227 01
駅周辺地図を見ると、門前仲町駅が近くにあるのがわかる(2019年11月、河嶌太郎撮影)。

 大学の周辺にはマンションなどの住宅もありますが、こうした住民が多く利用しているかというと、それも疑わしいです。というのも、徒歩10分足らずの距離に、門前仲町駅があるからです。越中島駅前の案内地図にも門前仲町駅は大きく書かれています。

 門前仲町駅は東京メトロ東西線と都営大江戸線が乗り入れている駅で、双方の乗降人員を合算すると、1日あたり20万7007人(2018年度)。都内有数の混雑駅と言えます。越中島駅の5735人という数は乗車のみの人員であるため単純比較はできませんが、門前仲町駅の乗車人員を乗降人員の半分と仮定しても、18倍もの開きがあります。路線の利便性を考えても、門前仲町駅の方が都心へのアクセスに優れています。

【写真】大学敷地に食い込む駅出入口

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  4. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  5. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス