首都高3号下りに「渋谷入口」誕生! 渋谷からC2行けます ただ月1回の閉鎖に注意
首都高3号渋谷線の下り「渋谷入口」が間もなく開通します。これにより六本木や渋谷方面から3号線に入り、C2中央環状線へ向かうことが可能に。狭いスペースに造られた入口は「1レーン1ブース」という特殊構造になりました。
渋谷~羽田、C2経由で6分短縮
首都高3号渋谷線の下り「渋谷入口」が2019年12月19日(木)午前2時に開通します。それに先立ち報道陣への現場公開が12月10日(火)に行われました。
新しい渋谷入口は渋谷駅の東側、六本木通り沿いの渋谷2丁目交差点付近に設置されます。
「3号線の下りは渋谷界隈に入口がなく、ここから西の大橋JCTを越えた先の池尻が唯一の入口でした。渋谷入口ができることで、六本木や渋谷から郊外へのアクセス性が向上するほか、大橋JCTからC2中央環状線で北にも南にも行くことができます」(首都高速道路 東京西局プロジェクト本部長 高橋三雅さん)
この渋谷入口の建設は、C2をより使いやすくする「機能強化事業」の一環です。これまで渋谷方面からC2を利用する場合、一般道を大橋JCT以西まで迂回して上りの三軒茶屋入口から首都高へ入り、いったん東へ戻る形で大橋JCTを経由する人もいたそうです。しかもこのルートは、大橋JCTを先頭とする上り線の渋滞に巻き込まれることもありますが、下り渋谷方面からC2の北行きおよび南行き方向は、比較的空いているといいます。
大橋JCTの東側に下りの渋谷入口ができることで、たとえば渋谷と羽田空港のあいだの所要時間は、従来のC1都心環状線経由から、C2経由で約6分短縮されるとのことです。
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