千歳線「ボールパーク新駅」JR北海道が整備案 折り返し線路設置 北広島駅は改修を計画
北広島~上野幌間に計画します。
JR北海道は2019年12月11日(水)、「北海道ボールパーク」(仮称)の隣接地に設ける新駅の整備案と予算を公表しました。
北海道ボールパークは、プロ野球・北海道日本ハムファイターズの本拠地となる新球場です。北海道北広島市で、2023年の開業に向け計画が進められています。
新駅は千歳線の北広島~上野幌間に開設。JR北海道の整備案によると、ホーム1面の両側に線路を2線ずつ配置し、両外側の線路を特急や快速「エアポート」などが走る通過線とします。千歳方には折り返し用の線路を設けて、新駅発着の臨時列車に対応させます。
駅部分の工事費(概算)は80~90億円規模になる見込みです。要望を受けて設置する「請願駅」のため、工事費は原則、請願者である地元・北広島市が負担することになります。
新駅の設計や行政手続きを含めた工期は、約7年を想定しており、北海道ボールパークの開業に間に合わないため、既存の北広島駅の改修も行われます。
北広島駅では、下りホームの長さを約4両分延伸するほか、自動改札機の移設・増設、エレベーター用改札口の新設などを実施する予定です。改修費用はおよそ9億円で、エレベーター改札口以外はJR北海道が負担します。工期は2020年9月ごろから2022年12月ごろまでです。
【了】
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