東海道・山陽新幹線 乗るのに必要なきっぷ&買い方 スマホネット予約も進化 手軽に

ICカードそのままでは新幹線に乗れない

 ここで注意しなければいけないのは、「Suica」や「ICOCA」などのIC乗車券は、そのままでは新幹線の乗車券として使えないということ。IC乗車券を使って新幹線に乗るには、そのIC乗車券とクレジットカードを、「スマートEX」にあらかじめ利用登録する必要があります。

 なお、新幹線区間のみで有効な乗車券をきっぷで持っている場合は、在来線区間でIC乗車券を使い、新幹線の乗り換え改札口で新幹線区間のきっぷを挿入した後にIC乗車券をタッチすれば通れます。

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新幹線の乗車には「乗車券」と「特急券」が必要。写真は、2種類の券が一体になったきっぷ(乗りものニュース編集部撮影)。

 特急券には、特急券(座席指定あり)と自由席特急券があります。前者は利用できる列車や座席が指定されており、必ず座れますが、購入する方法によっては座席の変更回数に制限があったり、乗り遅れた場合は無効になったりします。後者は自由席に空きがなければ座れませんが、一方で利用当日で自由席の設定があれば、購入区間を走るどの列車にも乗れるというメリットがあります。

 なお、自由席特急券の料金は利用日にかかわらず同額ですが、特急券の料金は利用日によって変わります。具体的には、年末年始やゴールデンウィーク、お盆休み期間など利用が多い日を「繁忙期」、2月や11月の月~木曜日など利用が少ない日を「閑散期」と定め、それ以外の「通常期」の料金よりそれぞれ200円高く、または安くなります。利用日によっては、行きと帰りで指定席特急料金が変わることもあるので、注意が必要です。

【写真】「エクスプレス予約」の専用ICカード

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