外環道唯一のPA 格上げか? 新倉PA「和光SA化」構想 外環の東名延伸で状況変化か

新倉PAの「SA化」どんな姿に? 実はPA新設計画も

 新倉PAの「和光SA化構想」について、和光市の都市整備課に話を聞きました。

――「SA化」とは、具体的にどのようなことでしょうか?

 新倉PAの東側に隣接する3ヘクタールの未利用地を活用し、PAを拡張するとともに、地域振興の拠点としても整備していく計画です。現在のPAと同じような高さに空中地盤を設けて土地を立体的に活用し、既存エリアと橋でつなぐといった可能性もあります。なお「SA化」というのは、市民にわかりやすくイメージしてもらうために、当方であえて使った言葉で、道路施設としてのSAの定義とは異なります。

――どのような施設を作る構想なのでしょうか?

 このあたりは区画整理により企業立地が進んだものの、日常の買い物などに困っていた地域で、飲食店が少ないという声も寄せられています。また、周辺には農地も多く残っていますが、農産物の販売拠点が不足しており、これら課題を解消するために何かできないか、ずっと考えていました。道路施設としてのPAを、周辺住民も買い物や食事で利用したり、地元の物産を市外の人へPRしたりする場にしたいと考えています。

――事業を進めるうえで、どのような課題がありますでしょうか?

 まずは道路施設としてPAを拡張するための認可を、国から早期に受けることです。それなしでは、地域振興拠点も具体化してきませんので、最優先で進めます。

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新倉PAがある和光市の位置。外環道の東名延伸により、市のアクセス性が高まるとしている(画像:和光市)。

※ ※ ※

 実は外環道では、新倉PAの拡張以外にPAの新設計画もあります。埼玉県内の草加ICと外環三郷西ICのあいだ、八潮市の東埼玉道路(国道4号)が交わる位置に、内回り・外回り共用の(仮称)外環八潮PAが設けられる見込みで、2019年9月には地権者へ向けた事業説明会も行われました。NEXCO東日本はこれにより、外環道における休憩施設間の距離を20kmから30km程度にするとしています。

【了】

次のPAまで50km以上も 外環道周辺のSA・PA位置図

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コメント

4件のコメント

  1. AとPAの差ってなんなのかな? そこはっきりさせないままPAのSA化とか言われてもなんのことやら。
    GSの有無とか言わないでね、給油できないSAとかできるPAとかざらにあるから。規模でもないでしょ、SAより立派なPAとかもあちこちにあるんで。

    • 元はPAは、駐車場とトイレ、有っても売店程度の小規模休憩施設。
      SAはPAに加えて、文字通り、食事、給油、整備、場合によってはその場で観光なども出来る「各種サービス提供施設」。
      それが各種事情(需給変化、業者参入・
      撤退etc.)により、ご指摘の通り両者の境界が曖昧化。
      設置者による設定以外、施設の実態から明確に区分・判別するのはほぼ不可能でしょう。

      一般的にSAの方が(近隣の)PAよりも広く、施設も充実していることから、
      当記事でも拡張・充実する事を「SA化」と「表現」しているだけ(という趣旨で書かれてますね)で、
      実際に名称までサービスエリアになるのかまでは不明(未定?)です。

      伊勢自動車道安濃がサービスエリアなのに、伊勢湾岸自動車道刈谷がパーキングエリアなのは、納得の行かない東海人も多かろう(笑)

  2. 上のコメント、ド頭の「S」消えてた。ごめんなさい、「SAとPAの差ってなんなのかな?」です。

    あと、画像1/3枚目、首都高中央環状線はなぜ濃紺太線(NEXCOの高速道と同色同太)なのかな? 首都高の放射路線と同じ青細線でよかったのでは?

  3. 元々は、トイレと売店・軽食程度しか無いPAに対して、
    給油、整備、(軽食にとどまらない)食事、その他文字通りの各種サービスが受けられるのがSAとして区別されていたもの。

    時代とともに、需給バランス、業者の新規参入・撤退などにより、その区別が曖昧になったのが現在の姿。
    よって、見た目だけで明確に区別できないのも道理。

    ただし、一般的な傾向でSAの方が近隣のPAよりも広く充実しているので、本記事(と市長)では新倉PAの拡張・充実をSA化と「表現している」だけ。