池袋線の特急がすべて001系「ラビュー」に 新宿線に快急復活 西武3月ダイヤ改正

平日夜下りの「S-TRAIN」は停車駅が増えます。

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特急用の001系電車「Laview」(2019年2月14日、伊藤真悟撮影)。

 西武鉄道は2020年1月29日(水)、ダイヤ改正を3月14日(土)に実施すると発表しました。

 池袋線系統は、池袋線・西武秩父線を走る特急の車両置き換えが完了。すべて001系電車「Laview(ラビュー)」での運行となり、池袋~西武秩父間の最短所要時間は78分から77分に短縮されます。

 平日下り夜間、東京メトロ有楽町線の豊洲を出発する座席指定列車「S-TRAIN」は、5本とも運行区間を所沢から小手指まで延長し、あわせて途中の練馬と西所沢にも停車(降車専用)します。

 日中の東京メトロ有楽町線が増発されるのに伴い、西武有楽町線も増発。直通する快速急行は新桜台を通過します。土休日に運行されている秩父鉄道直通列車は、運転区間が現在の池袋~三峰口・長瀞間から、改正後は飯能~三峰口・長瀞間に短縮されます。

 新宿線系統は、土休日の日中、川越観光にあわせた時間に下り快速急行を2本運転。停車駅は西武新宿、高田馬場、田無、東村山、所沢と、新所沢から本川越までの各駅です。高田馬場~本川越間を最短46分で結びます。新宿線の快速急行は、2012年6月のダイヤ改正で消滅して以来およそ8年ぶりの復活です。

 平日の18時台から19時台にかけては、高田馬場で特急の後続列車を急行に変更し、特急発車後の下りホームの混雑緩和と遅延防止を図ります。土休日は、新宿線の下りで19時台1本、20時台2本の列車が削減されます。

 このほかの各路線でも運転時刻や行き先などが変更される予定です。

 なお、『西武時刻表』第30号の発売も予定されています。詳細は追って告知されます。

【了】

【図】新宿線の「復活」快速急行の停車駅

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