JR渋谷駅の新「埼京線ホーム」6月使用開始 山手線ホームとのずれ解消 乗り換え便利に
北へ移動して山手線ホームと並びます。
JR東日本東京支社は2020年2月18日(火)、渋谷駅の新しい埼京線ホームについて、埼京線下り線路の切替工事完了後の6月1日(月)から使用を開始すると発表しました。
埼京線や湘南新宿ラインなどが発着する3・4番線ホームは現在、山手線の1番線ホームと2番線ホームから南側にずれて設置されています。連絡通路で結ばれていますが、多くの人が利用するハチ公改札や中央改札などから距離があり、また、山手線との乗り換えも時間を要することから、駅改良工事の一環としてこの埼京線ホームを北へ約350mずらし、山手線ホームと並列化する工事が進行中です。
2018年の埼京線上り線路の切替工事に続き、2020年5月末に同線下り線路の切替工事が行われます。線路の高さを上げるとともに、埼京線ホームを移設します。
今回の線路切替工事は、5月29日(金)の夜22時ごろから6月1日(月)の早朝4時ごろまで、およそ54時間にわたり行われる計画です。その間、埼京線、湘南新宿ラインは新宿~大崎間で運休。特急「成田エクスプレス」「踊り子」「サフィール踊り子」も一部区間の運休や発着駅の変更などが予定されています。なお、山手線は通常運転です。
切り替え工事完了後、新しい埼京線ホームの使用が始まります。新ホームは南改札やハチ公改札と直結します。
なお、悪天候などの場合、工事は7月3日(金)22時ごろから6日(月)4時ごろまでの期間に延期されます。
今回の工事のあとも、渋谷駅では山手線の線路切替工事が行われる予定です。内回りと外回りの線路をそれぞれ移動し、ホームを広げるとともに内周りと外回りをひとつのホームに集約します。工事日程については決まり次第、別途告知されます。
【了】
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