「ベンツの超高級セダン」6年ぶりに激変! 50%以上“作り直し”で1598万円から 「3種の生成AI」を使い分ける頭脳を獲得

メルセデス・ベンツ日本が、フラッグシップモデル「Sクラス」の改良型を発表しました。

「全体の半分以上」の部品を一新!

 メルセデス・ベンツ日本は2026年6月11日、フラッグシップモデル「Sクラス」の改良型を発表しました。

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大幅改良されたメルセデス・ベンツ「Sクラス」の日本導入が始まる(乗りものニュース編集部撮影)

 1972年に初代が発売されたSクラスは、メルセデス・ベンツを代表する大型高級セダンです。今回発表されたのは、2020年より販売されている現行の7代目Sクラスの改良モデル。ドイツ本国では2026年の初めにデビューしており、現行型では初の本格的なマイナーチェンジ版となっています。

 Sクラスは近年、登場から約3~4年でマイナーチェンジ、7~8年ほどでフルモデルチェンジを行ってきました。その一方で今年2026年は、1886年に世界初のガソリン自動車で同社の第1号車「ベンツ・パテントモトールヴァーゲン」が誕生してから140年となる年。「こうした節目で大きなアップデートを行い、ユーザーやファンへアピールしていくことが重要だと考えた」(メルセデス・ベンツ日本の担当者)といいます。

 そのため、今回の改良はやや異例とも言える大掛かりなものとなっており、車両全体の50%以上、約2700点の部品を新規開発または再設計したとのこと。エクステリアでは同社のシンボル「スリーポインテッド・スター」を無数に配置した大型のフロントグリルや、同モチーフの「スターデザイン」となった前後ライト類などが目を引きます。

 最も注目すべき改良ポイントは、パワートレインと統合オペレーションシステム「MB.OS」の刷新でしょう。まずエンジンは排気量4LのV型8気筒、3Lの直列6気筒ガソリンとクリーンディーゼルの3種類(いずれもマイルドハイブリッド仕様)ですが、V型8気筒ユニットには、吹け上がりの良さが特徴のフラットプレーンクランクを採用し、エンジンレスポンスを改善しています。

 また、「MB.OS」に組み込まれる音声対話型アシスタントには、ChatGPTやGoogle Geminiなど3つの生成AIを搭載。指示のたびに、ドライバーが求める操作に最適なAIが自動選択されるようになりました。

 同日に都内で行われた報道陣向けの発表会には、メルセデス・ベンツ日本のゲルティンガー剛 社長兼CEOも登壇。Sクラスの進化を強調するとともに、「2026年は新型Sクラスを皮切りに、『CLA』や『GLC』のEV版など、5つ以上の新型モデルを導入する予定です。さらに、メルセデス・ベンツは向こう3年間で50以上のモデルを投入し、よりラインアップを強化していきます」と表明しました。

 新型Sクラスは、まずディーゼル仕様の「S 450 d 4MATIC (ISG)」から発売し、9月にはV型8気筒の「S 580 4MATIC long (ISG)」も正式にデビューする予定。価格は前者が1598万円、後者が2365万円(ともに税込み)となっています。

【画像97枚】新型ベンツ「Sクラス」を写真で見る

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