山形新幹線に新型E8系導入 最高300km/h 全席コンセント 2024年春に営業運転開始へ
山形新幹線E8系の普通車 グリーン車 車内デザインは
外観は「より進化した印象のアローライン形状」(JR東日本)とし、カラーは車体上部が「おしどりパープル」、車体が「蔵王ビアンコ」、帯が「紅花イエロー」です。
普通車のカラーテーマは「最上川と紅花」です。中央通路部は最上川の流れをモチーフとした柄を通し、座席には陽に照らされる紅花色を配色。座席は紅花が抽出されるプロセスをグラデーションで表現しています。
グリーン車のカラーテーマは「最上川と月山」です。中央通路部は最上川の流れをモチーフとしたデザインとし、豊かな針葉樹林の広がる月山の緑色と最上川の水面の印象を組み合わせた座席としています。
スーツケース対応の大型荷物置き場を全車両に設置するなどの関係で、編成定員はE3系の394人(普通車371人、グリーン車23人)から、E8系は355人(普通車329人、グリーン26人)に減少します。
全車両ともフルアクティブサスペンションを採用し、乗り心地が向上。また、全席に電源コンセントが設置されます。車いすスペースは1編成あたり普通車2席(E3系より1席増)、グリーン車1席を設定。防犯カメラは客室やデッキに加え、通路部にも導入されます。
【了】
ありがとうございます。この列車導入完了後は「つばさ」も全席指定になることでしょう(併結列車も含めて[この場合、大宮から福島までノンストップとしたうえで福島から先は「つばさ」については「こまち」同様に特定特急券で空席着席可とし、併結列車「はやて(仮称※この列車自体既に全席指定)」は仙台に停車して、それ以降は各駅停車を基本として自由席特急券又は特定特急券で空席着席可とする])。でも「つばさ」は臨時便では既に全席指定が存在していることだし、最終的にはJR東日本の全て新幹線と特急列車は全席指定にすることも計画しているので、いずれにしろJR東日本から自由席は消滅するでしょう。
速報による補足です。2022年春のダイヤ改正より、山形新幹線「つばさ」は新型車両導入を待たずに全便全席指定になる事が正式に決定しました。JR東日本の有料列車全席指定化がますます進行します。最終的には管内の全ての列車が(普通列車はもちろんのこと、通勤列車までもが)全席指定化することを計画しているようです。