新型コロナウイルス 変わってしまった沖縄那覇の空港&街 ただ状況は落ち着いたの声も
日本有数のリゾート地で人気の旅行先である沖縄にも、新型コロナの影響が出ています。実際どのような様子なのか、現地の人に話を聞きました。やはり影響は大きいそうですが、一方で少しポジティブな材料もあるようです。
本来は修学旅行先として人気の沖縄だが…
日本有数のリゾート地で、旅行先として人気の高い沖縄ですが、2020年3月現在、世界中で感染拡大が続いている新型コロナウイルスの大きな影響を被っています。
とある業界関係者によると、沖縄に来る旅行者数の3割を占めていた、アジア方面などからの訪日外国人がほぼ来なくなったほか、国内旅行の需要も落ち込み、例年であれば修学旅行、卒業旅行シーズンのこの時期、旅行者の数は平常時の半分以下になってしまっているといいます。
また、観光スポットについても、名所のひとつ「美ら海水族館」が3月2日(月)から16(月)まで2週間、休館するなど、各所で休館、休園が相次ぎました。
2020年3月上旬の平日、実際に沖縄で、どのような状況なのかを見てきまました。
那覇空港に降り立つと、夏休みやゴールデンウィークなどの旅行シーズンでなくても賑わっているロビーが、静かなことに気付きます。同空港3階にある国内線チェックインカウンターはその静けさが顕著で、タイミングの問題もあるかもしれませんが、ざっと見る限り荷物を預ける人がほぼ見当たらない、といった状態でした。
また空港内の飲食店も、いつもと比べるとやはり賑わっているとはいえません。空港内で屈指の人気を誇り、普段は長い行列ができるようなお店でも、並びはあるものの短く、数分待てばすぐにお目当てにありつけるような状況です。
もちろん旅行客減少の影響が及んでいるのは、空港だけではありませんでした。
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