大阪メトロ 今週末18~19日も2割程度減便 対象は全9路線に拡大

中央線と堺筋線も対象です。

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中央線の20系電車(2013年7月、恵 知仁撮影)。

 大阪メトロ(Osaka Metro)は2020年4月16日(木)、不要不急の外出自粛を促すため、先週末に続き18日(土)と19日(日)の各路線の運行本数を2割程度減らすと発表しました。

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言で、大阪府では不要不急の外出を自粛するよう呼び掛けられています。大阪メトロは、減便について「緊急的な対応として、不要不急の外出抑制を促すことにより、市民およびお客さまの命を守る観点から実施する」としています。

 対象路線は御堂筋線、谷町線、四つ橋線、中央線、千日前線、堺筋線、長堀鶴見緑地線、今里筋線、ニュートラムの全9路線です。前週末は対象から外れていた中央線と堺筋線も、相互直通先の近鉄、阪急電鉄の協力を得て減便が実施されます。

 なお、大阪メトロによると2割程度減便された11日(土)の混雑率は、利用が最も多い朝ラッシュ時間帯でも概ね30%未満で、それ以外の時間帯も概ね10~20%でした。12日(日)は、朝ラッシュ時間帯でも概ね20%未満であり、いずれも乗客が全員座れる程度だったとのこと。11日(土)と12日(日)の乗車人員は、減便前の前週末と比較しても4割以上減少しており、本数は減っている物の車内の混雑は緩和されているとしています。

【了】

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