日本一長い名前の高速道路ICとは? 中間に「・」で区切り ますます長くなるIC名

日本一長い名前の高速道路ICは、中間に「・」で区切りが入るほど長いものです。ICの名称は、地名以外の複合的な要素で構成されるものもあるなど、近年ますます長くなってきています。

高速道路IC名 ますます多様化&長く

 高速道路のICは、たとえば中央道の国立府中ICや、東北道の佐野藤岡ICのように、「〇〇●●」とふたつ以上の地名をつないだ名称が見られます。こうした名付け方は鉄道の駅名などにも見られるもので、高速道路ICでは1960年代から登場しています。

 そしてIC名は近年、かつてに比べますます長くなっています。たとえば青森県の第二みちのく有料道路 三沢十和田下田IC(青森県おいらせ町)のように、三沢と十和田、下田と3つの地名をつないだものもあります。

 このほか、同じ青森県の八戸久慈道 種差海岸階上岳(たねさしかいがんはしかみだけ)IC(青森県階上町)のように、観光地と観光地の名称が組み合わされたり、北海道の深川留萌道 北竜ひまわりIC(北海道北竜町。ヒマワリの作付面積で日本一)のように、地名以外の要素が使われたりもします。

Large 200430 long 01
飯田上久堅・喬木富田ICの案内標識(画像:長野県)。

 そうしたなか2020年現在、「日本一長い」とされるIC名は三遠南信道の「飯田上久堅・喬木富田IC」(長野県飯田市)です。「いいだかみひさかた・たかぎとみだ」と読み、「・」を含め10文字、読み仮名は「・」を除き15文字です。

【画像】「日本一長い駅名」は今年3月に新登場

最新記事

コメント

Leave a Reply to asamasanroku-rail Cancel reply

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。

4件のコメント

  1. 利用者目線で考えられなず、とりあえず繋げてみましたって言う無能な発想にうんざり。

  2. これは抑制するべき悪い傾向

  3. いや、分かりにくいわ読めないわ。
    地元民しかわからない地区じゃなくて自治体名+東西南北にしてくれる?

  4. 付近の自治体がウチの名前を、って主張して譲らず、といったところでしょうか。
    その場所にだってもともとの地名があるはずなのに。
    (まぁローカルすぎて地元民しか知らないのだろう)

    ICだけでなく新幹線の駅名も多いですね。

    ある意味、地元の「民意」が反映された結果なのでしょう。