安い+強い=最強! F-16が世界中で売れまくるワケ F-15との比較で見えるその実力とは

現代ジェット戦闘機におけるF-15の地位は誰しも認めるところでしょうが、実はF-16もそれに比肩しうる結果を残してきました。そして両機は比べれば比べるほど、F-16がなぜ世界中に売れまくるのか、納得の理由が見えてきます。

F-16がF-15に匹敵するというのも納得なその戦歴

 F-16による最新の撃墜記録は2020年3月3日で、トルコ空軍機がAIM-120アムラーム空対空ミサイルを使用し、45kmという長距離からシリア空軍機を一方的に撃墜しました。これまで約40年に渡るF-16の撃墜戦果は、推定80機に及びます。

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F-16のプロトタイプ(試作機)であるYF-16。1975年3月に撮影されたもの(画像:ロッキード・マーチン)。

 一方で損害はというと、地対空ミサイルなどによるものを除く、空中戦で撃墜されたものはわずか2機であると推測されます。

 最初の被撃墜は、1980年代を通じ発生したアフガニスタン戦争におけるパキスタン空軍とソ連空軍の戦いでした。1987(昭和62)年4月29日にパキスタン空軍F-16が僚機のF-16に対しAIM-9サイドワインダー空対空ミサイルを誤射、これを撃墜してしまいます。なおパキスタン空軍のF-16はソ連空軍機10機を撃墜、ソ連空軍機に撃墜されたF-16はありませんでした。

 2機目の被撃墜は1996(平成8)年10月8日でした。トルコ空軍F-16がギリシア領空を侵犯、ギリシア空軍ミラージュ2000が発射したマジック2空対空ミサイルによって撃墜されます。

 トルコとギリシアは領土問題を抱えており、両空軍のあいだでは戦闘機同士のドッグファイトが頻繁に勃発しています。とはいえ戦時ではないため、通常はどちらが勝利しても相手を「ロックオン」し追い返すにとどまっており、以降、2020年7月現在に至るまで撃墜は1件も発生していません。ミラージュ2000によるF-16撃墜は恐らく平時の偶発的ドッグファイトにおいて、ギリシア空軍機が誤射してしまった結果であると考えられます。

【写真】ところ変われば迷彩も変わる モロッコ空軍のF-16

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コメント

5件のコメント

  1. レバノンにおけるF-15とF16の戦績比較は投入機数をみないことには判断しかねると思います

  2. >投入機数

    具体的には覚えてませんが、ウー〇ー並の出撃回数だったと思います。

    アラブ側もイスラエルに押し込んだ後欲が絡み合い、連携が取れていなかったとの事。

    この機体はデザインもキレイだし大好きです。

    同じく単発のF-104(マルヨン)が削ぎ落しまくった設計に対して、拡張性などを考慮して余裕を持った設計です。

  3. パキスタン空軍の僚機撃墜をF-16の非撃墜とカウントするなら、空自の僚機撃墜もF-15の非撃墜とカウントしないと不公平ではないでしょうか?

  4. 非撃墜→被撃墜でした

  5. どう考えてもこれからウクライナで撃墜されまくりでしょう。

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