「青春18きっぷ」1日でどこまで行ける? 東京から北へ…青森へは複数ルート
「青春18きっぷ」1日で本州最北端の駅に到達
東京駅を始発で出発して東北本線・仙山線・奥羽本線の列車を乗り継いだ場合の主要駅時刻は次のとおり。なお旅程は、2020年6月19日現在の平日ダイヤで普通・快速列車です。
東京4時45分発→宇都宮6時51分着→福島10時11分着→仙台11時55分着→羽前千歳13時26分着→新庄14時42分着→秋田18時11分着→青森22時18分着
この経路だと東京駅からおよそ17時間半で青森駅に到達します。ちなみに高崎線・上越線・信越本線・白新線・羽越本線でも青森駅着は同じです。主要駅時刻は次のとおり。
東京4時45分発→高崎6時55分着→越後湯沢9時00分着→新潟11時29分着→村上12時57分着→酒田16時15分着→秋田18時19分着→青森22時18分着
北海道の函館へは、青森の一つ手前である新青森で東北・北海道新幹線「はやぶさ43号」(東京19時20分発、新青森22時32分発)に乗り換えて新函館北斗23時29分着、接続する在来線の「はこだてライナー」で函館23時59分着です。ただし新青森から新函館北斗まで運賃3190円と特定特急料金4000円が別途必要になります。
青森駅や新青森駅からタクシー10分の青森フェリーターミナルからは、函館行きのフェリーもあります。運賃は、津軽海峡フェリーが3020~3450円(スタンダード)、青函フェリーが2200円です。
ただし、これらはあくまで時刻表ベースの乗り継ぎプランです。実際は食事やトイレ、突発的な運行トラブルなども想定し、余裕をもった旅程を立てた方が無難でしょう。
ちなみに東北本線からIGRいわて銀河鉄道・青い森鉄道を乗り継ぐ経路だと、青森駅へ20時11分に到着できます。ただしこの場合は、盛岡~八戸間の運賃3110円が別途必要。八戸~青森間は通過に限り「青春18きっぷ」で利用できます(野辺地を除き途中下車不可)。この旅程だと大湊線は終点の大湊(21時07分着)、津軽線は途中の蟹田(20時52分着)まで到達が可能です。
【了】
つい最近も同じような記事を見た気がするんだが…気のせい?
外出自粛時に妄想するみたいな内容のが。