「まっすぐ走ると別路線に入るJCT」なぜそうなった カーナビ頼り禁物 分岐が変わることも

高速道路をまっすぐ進むと、別の路線に入ってしまうというJCTがいくつか存在します。なかには、後から開通した路線のほうが分岐を介さない「本線」的な扱いのケースや、JCTの分岐が変更されるケースもあります。

「分岐の構造」どう決まる? 分岐変更も 標識よく見て!

「建設当時の予測では、八戸道のほうが交通量が多いと考えられたのでしょう」。NEXCO東日本東北支社はこのように話します。

 同支社によると、もともと昭和30年代から東北道(東北縦貫自動車道弘前線)の計画があり、八戸道(東北縦貫自動車道八戸線)は後から追加され、当初は盛岡が分岐点として考えられていたそうです。これが1987(昭和62)年に国の高規格幹線道路網が策定された際、岩手県八幡平(旧・安代町)へ変更されたのだそう。安代JCTの構造は、その当時の交通量予測に基づくと推測されるものの、構造決定についての確たる資料はないといいます。

 安代JCTのように、後から開通した路線が「本線」扱いになり、最近になってJCTの分岐が変更されたケースもあります。中国道から山陽道が分岐していた神戸JCTがそれで、2018年3月、新たに新名神高速(高槻JCT~神戸JCT)が接続したことで、関西圏を通過して東西を行き来するクルマなどが、従来の名神・中国道(吹田JCT)経由から新名神~山陽道ルートなどへ移りました。

Large 20200823 01
神戸JCT。右上から左下へ延びる中国道に、山陽道が右下へ分岐していたが、左上から新名神が接続した(画像:NEXCO西日本)。

 これにより、山陽道の岡山方面から来た場合の分岐が変化しています。従来はまっすぐ中国道の吹田方面へ向かっていましたが、山陽道から新名神へ向かうルートが「本線」扱いになり、中国道の吹田方面は左から分岐、中国道の津山方面は、その分岐路の途中からさらに分岐するという構造に変わりました。古いカーナビなどでは、分岐の案内が異なる場合があることから、NEXCO西日本は現地の標識などに従ってほしいと呼び掛けています。

 高速道路各社は、もし分岐を間違えて本来向かうべきル―トから外れたとわかった場合、最寄りのICで料金所のスタッフに申し出るよう呼び掛けています。ICの構造にもよりますが、係員の指示に従う形でUターンさせてもらえます。間違いに気づいて高速道路上でUターンしたり、逆走したりする行為は、絶対にしてはいけません。

【了】

【画像】古いカーナビ注意! 分岐が変わったJCT

最新記事

コメント

2件のコメント

  1. そもそも、カーナビに頼りきった運転している時点で免許持っているの?と疑問に思う。

  2. 考えたこともなかった、同じ路線なのに?って思うんですね。

    ひとつのJCTだと思ってるからかな?

    JCTと別のJCTまでの間が4車線になって、便利になったって感触しかない。

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  4. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  5. 「危なすぎる!」阪神高速“中の人”がブチギレ!? “衝撃動画”とともに呼びかける「ドライバーが守るべき3つのこと」とは
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス