「それどこ?」な高速バスの行先 製鉄所 地元のイオン 中心街に行かない名古屋線

都市間を結ぶ高速バスのなかには、「それどこ?」と思えるような終点や行先が存在します。なかには、一見何もなさそうなのに多くの人が下りていく途中停留所や、中途半端に思える終点も。そこから高速バスの特徴が見えてきます。

地元のイオンが終点 実はそこには…

 商業施設が終点、という例もあります。静岡県御殿場市の「御殿場プレミアム・アウトレット」や、千葉県木更津市の「三井アウトレットパーク木更津」などは、首都圏各地から相当な路線数の高速バスが設定されており好評です。

 しかし路線によっては、「イオンモール木更津」「イオンモール富津」のような、ふだん使いのショッピングモールまで高速バスの終点となっていて驚きます。

 実は、これらのモールでは、巨大な来店客用駐車場の一角が「高速バス利用者専用(または優先)」とされています。地元の人が通勤などで東京都内に向かう際、ここに自家用車を止めて高速バスに乗車するのです。また路線バスも多く乗り入れ、高速バスに乗り継げます。郊外のショッピングモールが、事実上、バスターミナルとして機能しているわけです。

 イオンモール木更津の開発コンセプトは「BOSO Central Gate」です。駐車場や停留所スペースを提供することで、地域の交流拠点を目指す姿勢が伝わります。

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栃木県の佐野プレミアム・アウトレット。東京から多くの高速バスが発着する佐野新都市バスターミナルが隣接するが、アウトレット内に停車する便もある(2018年12月、中島洋平撮影)。

 なお、沖縄県北中城村の「イオンモール沖縄ライカム」などは、「ふだん使い」というより「目的地型」の商業施設といえそうですが、ここも那覇市内から高速バスで来店する人が多くいます。ここでは、購入金額に応じて復路の高速バス無料券を提供するキャンペーンも行っています。

【写真】どこ? 外国人がこぞって下車「中央道下吉田」バス停 お目当ての絶景

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コメント

2件のコメント

  1. すみませんが、間違えています。

    事業所が終点となっている例として、他に「君津製鐵所」(千葉県君津市、日本製鉄東日本製鉄所君津地区の正門前)

    「君津製鐵所」は日本製鉄に社名変更したときに、常用漢字の鉄の「君津製鉄所」にバス停名も変わりました。

    バスが行くところは、正門ではなく東門です。

    正門は管理センターが東門に移転した際に、中央門に名前が変わってます。

    • ご指摘ありがとうございます。

      記事を修正いたしました。

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