新幹線 人だけじゃなくサカナやくだものも乗ります! 超特急で運ぶ試み本格化へ

旅客と一緒にどれくらい運べるのか?

 JR東日本によると、今回の取り組みは旅客減少の影響を補う発想のものではないといいます。ただ、もともとトライアル事業を通じて検討していたそれぞれの取り組みを、「ポストコロナ」に向け強化するそうです。

 たとえば新幹線では、1列車に1か所、車内販売アテンダント用の準備室を貨物スペースとして使うのが基本。現在は3辺の合計が120cmサイズの段ボール5、6箱が、1列車で運べる量だといいます。

 これは終着駅に到着したのち、停車時間の範囲内で無理なく積み下ろしできる量だといいますが、10月以降、終着駅到着後の業務の一部見直しを検討しており、積み下ろし可能な量を増やすつもりだそう。前出の準備室を活用し、最大40箱程度になるといいます。

 基本的には準備室のみを活用するため、今後、旅客需要が回復しても貨物量には影響しないとのこと。ただ、新幹線の1号車をまるまる貨物用にするトライアルもすでに実施しており、その拡大も検討していくとのことです。

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列車を活用した物流のイメージ(画像:JR東日本)。

 また荷主の拡大については、生産者と消費者を直接つなぐアプリ「ポケットマルシェ」を運営する株式会社ポケットマルシェ(岩手県花巻市)との連携強化を、その一環として挙げました。

「ポケットマルシェ」と「JRE MALL」は10月下旬からシステム連携し、「ポケットマルシェ」での農水産物の購入で「JREポイント」が貯まる取り組みを行うとのこと。生産者とのつながりが深い同社のような企業から、荷主となる企業や生産者を紹介してもらう形が考えられるそうです。

 ちなみに、新幹線だけでなく、高速バスなどでも旅客と貨物の「貨客混載」の取り組みが進んでいます。たとえば東京駅の「グランスタ東京」には8月に、新幹線や高速バスで輸送された朝採れ鮮魚が届く回転寿司店などがオープンしています。

【了】

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コメント

2件のコメント

  1. 荷物車造った方がいいと思う。向こう3年くらいの需要はある。

  2. 東日本の長すぎるボンネットは中の空間を貨物スペースに善用できるかもしれないな