中島みなみ(記者)の記事一覧
Writer: 中島みなみ(記者)
1963年生まれ。愛知県出身。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者を経て独立。行政からみた規制や交通問題を中心に執筆。著書に『実録 衝撃DVD!交通事故の瞬間―生死をわける“一瞬”』など。
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「移動オービス」の神出鬼没ぶり本領発揮? 春の交通安全運動 一斉取締りの「通学路」
春の全国交通安全運動で重点が置かれているのが、通学路の安全対策。そこで、いわゆる「移動オービス」が活用されています。よくよく見ないと、オービスと気づかなさそうです。
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公道レースは何をもたらす? 「モータースポーツ振興法案」とは マラソンOKレースNGの矛盾
自動車の公道レースをしやすくする「自動車モータースポーツ振興法案」が、近く国会へ提出されそうです。ヨーロッパなどでは盛んなものの、反対の声も根強い公道レースを振興する同法は何をもたらすのでしょうか。
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バイク乗りの悲願「高速の定率割引」に水差した? 「大型連休は休日割引ナシ」発表に戸惑いの声
NEXCOなどの高速道路会社が2022年度以降、GWやお盆、年末年始期間などに休日割引を適用しないことを発表。これに二輪車業界が怒りの反応を示しています。長年の悲願「二輪車の定率割引」が、出だしから骨抜きになるのか――との声です。
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複雑怪奇!「電動キックボード=ほぼ自転車扱い」道交法改正案 “取締りの嵐”再来か
電動キックボードをはじめとする新モビリティを「特定小型原付」に区分するという道交法改正案。ほぼ自転車扱いになる電動キックボードは極めて複雑な存在となり、取締りの嵐が吹き荒れることも懸念されます。
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ディーゼル不正のリコール対応は「不正と同じことするしか…」日野自の性能試験不正に困惑の声
日野自動車が公表したディーゼルエンジン排ガス試験と燃費性能試験の改ざん問題に、ユーザーであるトラック・バス事業者が困惑しています。その背景に「ディーゼルの規制対応はもう限界」というメッセージも透けて見えます。
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電動キックボード「ほぼ自転車扱い」に 免許・メット不要 一部歩道OK 新区分の乗り物へ
道路交通法が改正され、新しい車両区分「特定小型原動機付自転車」が創設されます。対象となるのが電動キックボード。ほぼ自転車のような扱いになります。
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原付ナンバー即日交付の原則崩れる 神戸市の発表にバイク店困惑 理由は行政オンライン化
神戸市が発表した原付ナンバープレートにまつわる手続きのオンライン化に、バイク店などが困惑しています。オンラインで24時間手続きできる反面、ナンバープレートが手元に届くまでに日数がかかり、即日交付が事実上難しくなるためです。
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都内の電動キックボード違反状況を公表 警視庁の懸念 新モビリティのマナーに厳しい目
警視庁が都内における電動キックボードの違反状況を公表しました。同庁は販売事業者やシェアリングサービスの事業者にさらなる交通安全教育を求めるとともに、一般から寄せられる意見も重視。事故の増加に警戒を強めています。
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新たな国民負担「自賠責の賦課金」財務省どう説明? 省庁間の借金に由来 返済は100年計画!?
国土交通省が財務省へ貸し出した自賠責保険料の運用益が返済されず、自賠責が担う交通事故被害者救済事業の継続が立ち行かなくなっているため、国民に負担を求める形になりました。財務省はどう説明するのでしょうか。
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交通事故死者 神奈川が初の全国ワーストに 人口考えれば少ない? 減少を喜べぬ上位都道府県
各都道府県における2021年の交通事故死者数の速報値が出そろいました。神奈川県が初めて全国最多に。全国でも、死者数は減少していますが、“上位”のところでは手放しで喜べない事情があります。