児山 計(鉄道ライター)の記事一覧
Writer: 児山 計(鉄道ライター)
出版社勤務を経てフリーのライター、編集者に。教育・ゲーム・趣味などの執筆を経て、現在は鉄道・模型・玩具系の記事を中心に執筆。鉄道は車両のメカニズムと座席が興味の中心。座席に座る前に巻尺を当てて寸法をとるのが習慣。言うなれば「メカ&座席鉄」。
-
「座席鉄」が選ぶ乗り心地◎な鉄道車両シート5選 普通車でG車並み 秀逸ロングシートも
鉄道車両の座席、座り心地がよいと嬉しいものです。ロングシートやクロスシートなど、目的や用途によって最適なデザインがなされますが、その中でもかけ心地がよいと思う座席を5つ、独断で選んでみました。
-
鉄道車両の戸袋窓はなぜ減った? 後に改造でふさいだ例も カギは「ドア横」
長い間変化がないように見える通勤形車両の側面から、時代を経るごとに「戸袋窓」が消えつつあります。なぜでしょうか。実はこのスペース、鉄道会社にとっては重要な商材でもあるのです。
-
間もなく還暦 私鉄最多数を誇った「東武8000型」 派生型も従え今なお現役の秘訣は?
東武鉄道の輸送を支えてきた8000型電車は、登場から60年近くが経過した今でも現役です。一見平凡に見える車両ですが、実はとても基本コンセプトがしっかりした万能車。長寿の秘訣もそこにありそうです。
-
隣の中学と相乗りだった? 修学旅行列車のウラ事情 行先もダイヤもルールあり
2020年は新型コロナの影響で中止が相次いでいる修学旅行。本来は学校の先生だけでなく、鉄道会社側も様々な工夫を凝らして専用列車を運行しています。時々見かける「修学旅行列車」に関するお話です。
-
色で見る列車の種別 特急や急行など速いと赤系統? 表示するLEDも進化
各駅停車や普通のほか、急行や快速などの優等列車を運行している鉄道会社は、利用者に分かりやすく案内するために、列車の種別を色分けしています。そこにはどのようなパターンがあるのか、大手私鉄を例に見てみましょう。
-
鉄道「レア車両」はなぜ生まれる? 1編成で製造打ち切り それぞれの理由
小規模な鉄道会社でなくても、1編成分しか製造されなかった車両が存在します。新技術を採用し、試作のため元から1編成しか製造しなかったなど、理由は様々です。中には会社の記念に1編成だけ製造した例もあります。
-
JR品川駅8番線の「臨時ホーム」なぜ存在? かつて上越方面に向かった特急列車も
現在、品川駅の8番線は定期列車の発着がありません。案内板には「臨時ホーム」と書かれていますが、どのような目的で造られ活用されているのでしょうか。国鉄時代から上野駅や東京駅に代わって、このホームを発車した臨時列車がありました。
-
偶然? 西と東のJR207系 数字は同じだがまったく別物 それぞれどんな車両?
鉄道車両の形式は、JR各社間で重複しないように付番されますが、かつてJR東日本とJR西日本には、「207系」という形式番号が共通して存在しました。とはいえ数字が同じだけでも車両はまったく別物。それぞれどんな車両でしょうか。
-
何が「スーパー」だったのか ほぼ全国を走るも激減したJR特急名 一時は新幹線にも
国鉄の分割民営化後、とりわけ1990年代にJRで多数設定された「スーパー○○」という列車名が、ダイヤ改正のたびに数を減らしています。いまやJR西日本でわずかに残るのみ。なぜ減ってしまったのでしょうか。
-
薄くても丈夫 錆びに強い…はずのステンレスカーが路面電車でほとんど普及しない理由
丈夫で錆に強い金属であるステンレスを使った銀色車体の鉄道車両は、いまや日本中で見られますが、路面電車の採用例はほとんどありません。なぜでしょうか。クルマと一緒に走る環境ならではの理由があります。