月刊PANZER編集部の記事一覧
Writer: 月刊PANZER編集部
1975(昭和50)年に創刊した、50年以上の実績を誇る老舗軍事雑誌(http://www.argo-ec.com/)。戦車雑誌として各種戦闘車両の写真・情報ストックを所有し様々な報道機関への提供も行っている。また陸にこだわらず陸海空のあらゆるミリタリー系の資料提供、監修も行っており、玩具やTVアニメ、ゲームなど幅広い分野で実績あり。
-
「最新の巨大空母」が東京でなぜ“イベント会場”に? イギリス海軍が断行した艦上フォーラム」の効果とは? でも決して“快適な会場”じゃなかった!
イギリス空母「プリンス・オブ・ウェールズ」が東京に寄港しました。国際イベント「太平洋未来フォーラム」が初めて軍艦で開催されたわけですが、今回、イギリスが空母を国際フォーラムの会場に使った意義を考えます。
-
うわさの新型「軽戦車」まもなく登場? 時代遅れか未来形か 中国で進む「統合パッケージ化」
中国北京で予定されている軍事パレードに、新兵器がいくつか初登場する見込みです。その中には、数年前から噂されてきた軽戦車も存在。時代遅れか、未来形か――現在確認できる手掛かりから、その軽戦車の詳細を分析します。
-
「海の化け物だ、見てはいけない…」 誰にも知られないはずの「原潜世界一周ミッション」を“見てしまった男”の末路
1960年、アメリカ海軍の原子力潜水艦USSトライトンは、世界初となる潜航状態での世界一周を成し遂げました。しかしその極秘任務の最中、太平洋の波間で思いがけない「目撃者」と遭遇していたのです。
-
幸運艦? いいえ“ホワイト職場”だったからです――不死身の駆逐艦「雪風」 偶然じゃない“筋の通った幸運”
陽炎型駆逐艦19隻のうち、艦齢31年という長寿記録を残したのが8番艦「雪風」です。主な海戦に参加しながらも生還し「不死身」といわれましたが、そこには艦の幸運を支えた要素がありました。
-
「まだ退役しないの?」 もうすぐ就役から半世紀の「不死身」攻撃機、トランプ要求も跳ねのける生命力の“謎”
アメリカはトランプ大統領の意向も踏まえて、A-10攻撃機を2026年度中に退役させる方針でしたが、2025年7月、上院でその方針が否決されました。「不死身のイボイノシシ」とも呼ばれるA-10は、なぜなかなか退役できないのでしょうか。
-
誰の仕業? 「紫電改」の保存機に「五・七・五」の詩、その意味とは? 極限状態で刻まれた“the Haiku”
アメリカで保存展示されている旧日本海軍戦闘機「紫電改」の機体には、日本語の五・七・五の定型句が刻まれています。いつ、誰が残したのかは不明ですが、二つの解釈ができそうです。
-
幹部がひらめいて“現場に無茶振り!” ドイツ電撃戦の舞台裏 どう考えても無謀だった空挺作戦、強行した結果は
第二次大戦初期、ドイツ軍は小型連絡機Fi156「シュトルヒ」を使った作戦を実行します。結果は、華々しい成功とはいえず、むしろ“教訓”として語り継がれることになった作戦でした。
-
ロシア軍がアメリカの戦闘車を“謎カスタム” しかも性能ダウン!? なぜ機関砲を大きくしたのか
ロシア軍が、M2ブラッドレー歩兵戦闘車の写真をSNSに投稿しました。注目されたのはその機関砲です。オリジナルの25mm M242から、ロシア製の30mm 2A72に換装されていました。ここから、どのようなことが考えられるでしょうか。
-
アメリカ陸軍「やっぱりいらない」に海兵隊反発 共同開発した「新・軍用車」突然の調達停止なぜ?
アメリカ陸軍が、ハンヴィーの後継として導入していたJLTV(統合軽戦術車両)の調達を停止すると発表しました。共同運用していた海兵隊には事前説明がなく、軍内部で摩擦も生じています。
-
チビすぎ? 地味すぎ? 今や見向きもされない「戦車王国の原点」I号戦車 けっこうスゴいんだぜ…?
ドイツ戦車といえばパンターやティーガーが代表格ですが、一方でI号戦車は地味すぎる存在です。しかし練習用や習作として開発されたこのI号戦車は、名前のとおり後の戦車王国の原点となります。