山口亮(国防・安全保障専門家)の記事一覧
Writer: 山口亮(国防・安全保障専門家)
長野県佐久市出身。東京国際大学国際戦略研究所准教授。アトランティックカウンシル上席研究フェロー、パシフィックフォーラムスコウクロフト戦略安全保障センター上席客員フェローなどを兼任。幼少期からイギリス、オーストラリア、韓国、シンガポール、マレーシア、インドネシア、米国などで過ごし、防衛政策・戦略・計画、安全保障、交通政策を専門とする。主著に『Defense Planning and Readiness of North Korea: Armed to Rule』(Routledge)、『2030年の戦争』(日経BP)など。Instagram/X: @tigerrhy
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【交通と安全保障】自衛隊に発足「統合作戦司令部」 つまり何をするところ? 過去に検討も課題はたくさん〈後編〉
2025年3月、自衛隊に統合作戦司令部が発足しました。陸海空自衛隊を一元的に指揮する常設組織です。前編では、統合作戦能力と統合運用の重要性、今後の発展について記しましたが、今回は、それを構築し確立させるうえでの課題について考えてみます。
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【交通と安全保障】不仲なんて言ってられない… 軍種別の「統合作戦」は難しいのか 運用の必要性と発展〈前編〉
統合作戦能力とその運用は国防だけでなく、交通システムを守るうえで極めて重要な役割を果たします。我が国を含む多くの国と地域における統合運用の発展と展望、そして課題について、前後編に分けて解説します。
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【交通と安全保障】「地下鉄乗るのに荷物検査」はやりすぎか 安全はプライバシーに勝る? 国々でも異なる考え方〈後編〉
前編では、交通システムの安全保障上のリスクを考えるには、「アセット」「脅威」「脆弱性」の3点セットから見る必要があることを述べました。後編となる今回は、対策するうえでの課題について考えてみましょう。
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【交通と安全保障】乗りものはキホン脆弱だ 「標的」だけに留まらないリスクとは〈前編〉
陸海空の交通システムは人間社会にとって欠かせないものですが、同時に我が国や世界の安全保障において多くの重要な課題を抱えます。身近な乗りものと安全保障――リスクについて過去の事例も交え、前後編に分けて解説します。
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