竹内 修(軍事ジャーナリスト)の記事一覧
Writer: 竹内 修(軍事ジャーナリスト)
軍事ジャーナリスト。海外の防衛装備展示会やメーカーなどへの取材に基づいた記事を、軍事専門誌のほか一般誌でも執筆。著書は「最先端未来兵器完全ファイル」、「軍用ドローン年鑑」、「全161か国 これが世界の陸軍力だ!」など。
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防衛予算は結局いくらに? 膨大すぎて値段も調達数も出せない? 概算要求と別建の大風呂敷が
防衛省が発表した令和5年度予算の概算要求は、“規定”の要求額とは別に、値段も調達数も明らかにされない“大風呂敷”が別建てで設けられています。どのような能力が必要なのでしょうか。その財源問題も、様々に言及されています。
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デカいスゴイ!のはずが…タイ初の空母にして最大の現役艦どう活用? 動かすと金かかる…
タイ海軍の最大艦にして、同軍最初の空母「チャクリ・ナルエベト」。就航当時は大いに注目されるも、今やほぼ洋上に出ず博物館船と化しています。なぜそうなったのでしょうか。その境遇を変えるかもしれない出来事が、無人機の登場です。
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なぜタイに?「九九式高等練習機」保存機 戦前の大量生産機 日本じゃ1機も現存せず
タイの王立空軍博物館に展示されている50以上もの同国陸海軍機のなかに、日本製の「九九式高等練習機」があります。1300機以上が製造され、旧陸軍で訓練に用いられた同機ですが、日本には1機も現存しません。それがなぜ、タイにあるのでしょうか。
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韓国版ブルーインパルスで“営業”? ブラックイーグルス世界ツアーのワケ アジアの空軍初
韓国版のブルーインパルスにあたる「ブラックイーグルス」が、2か月にわたる欧州・アジアへの“出張”を終えて帰還しました。アジア諸国の空軍アクロバットチームでは初となった長期の海外遠征は、何が目的だったのでしょうか。
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えぇぇ農業用!? アメリカ特殊作戦軍の軍用らしからぬ新型 なぜ選ばれた?
アメリカ特殊作戦軍が「武装監視」航空機に選んだのは、なぜか“農業用”の航空機でした。どのような点が魅力だったのでしょうか。その使い勝手は、軍用機らしからぬ見た目とは裏腹のようです。
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新たな超音速旅客機の「軍用機型」開発へ 使い道は? 空の“嫌がらせ”振り切るスピード
米スタートアップ企業が開発する超音速機が、軍事面でも活用されていく見込みです。そのスピード性能を活かせる場面とは、どのようなものでしょうか。
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ポーランド、韓国から戦闘機FA-50も“爆買い”のナゼ ウクライナとドイツのはざまで
ポーランドが締結した韓国からの大型兵器調達契約、そのなかには戦闘機FA-50も含まれています。イタリアから導入していた練習機の戦闘機型ではなく、韓国から別の戦闘機を導入した背景には、ポーランドの危機感がにじみ出ています。
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やっぱ似てきた? 日本の次期戦闘機と英「テンペスト」新コンセプト 開発計画“統合”の可能性
イギリスが新戦闘機「テンペスト」の新たなコンセプトモデルを公開。日本の次期戦闘機のイメージと似ているうえに、展示場所は日本ブースの隣でした。両機の開発が統合される可能性はあるのでしょうか。
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「戦車の電動化」見えてきた! ハイブリッド装甲車が初登場 エコより大事なメリットとは
かつて小池百合子氏が環境大臣時代に提唱したこともある“ハイブリッド戦闘車”が現実になりました。いわゆる電動化技術を搭載した装甲車ですが、環境への配慮は、あまりうたわれていません。
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「防衛品は稼げない」払拭なるか 相次ぐ国内メーカー撤退→装備運用に懸念 国は新機軸の対策
日本の防衛装備品にとって重要なメーカーがまたひとつ、防衛関連の事業から撤退しました。同様に国内大手企業が撤退するケースが相次いでおり、装備品の運用への影響が懸念されています。なぜこうなってしまったのでしょうか。