ミリタリーの記事一覧
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「PAC-3をアメリカへ輸出」=安保政策の大転換! 輸出強化が“日本の抑止力”につながる? 何がどう変わるのか
2023年12月、日本政府が防衛装備移転三原則を改正するとともに、アメリカに対して地対空ミサイル「PAC-3」を輸出すると発表しました。これは単なる自衛隊装備の輸出ではなく、日本政府の安全保障政策が大きく変わった瞬間でもあります。
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目的は「闇に紛れて飛ぶ」ほとんど“スパイ作戦専用”な軍用機があった! ただ、めちゃ遅い!
一般に飛行機はスピードが速く、航続距離が長い方が高性能とされます。しかし第2次世界大戦中、低速ながら重用されたイギリス機がありました。しかも同機は戦局を左右しかねないほどの重要任務に投入された可能性もあったようです。
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「61式戦車はダメダメ」本当か!? 同時代の海外戦車と戦っても“案外強い” その根拠とは?
1961(昭和36)年に制式化された、戦後初の国産戦車である61式戦車。「防御力皆無」「設計が時代遅れ」「操縦が世界一難しい」など一般的な評価は厳しめなのが多いですが、同時代の外国製戦車と交戦したら、どうなっていたでしょうか。
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ハンパない威圧感…完全防弾の「移動要塞」「自走する壁」車両 一体何に使う? 切実な社会問題が背景に
軍用ライフル弾にも耐える完全防弾の「移動要塞」を、ヨーロッパの防衛装備見本市で見つけました。装甲車などと異なり、まさに「走る壁」といった趣きですが、どう使うのでしょうか。
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戦闘機× 潜水艦× 防衛装備“ないない尽くし”の国、政権交代でどうなる? 未払いで納入遅延の哨戒機は
注文していた防衛装備品がお金の未払いにより納入遅滞となるなどしているアルゼンチン。2023年11月に政権交代が起きましたが、危機的な状況にある軍の装備品はどうなるのでしょうか。
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空中で“停止”できた!? 使い勝手サイコーな小型機「戦場のコウノトリ」数々の有名軍人になぜ愛された?
ドイツが最前線で手軽に使えるよう開発した小型機Fi156「シュトルヒ」は、優秀な離着陸性能から、敵として戦ったアメリカやイギリス軍将兵からも愛されました。しかも大戦中の一大奇襲作戦にも使われ、その成功に貢献しています。
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「使えないビア樽」戦闘機が「空の真珠」に!? 評価一変 フィンランドでF2A「バッファロー」はなぜ活躍できたのか
かつてソ連に攻められたフィンランドは、慌てて他国から戦闘機を集めます。その中のひとつが、アメリカ製のF2A「バッファロー」でしたが、同機はフィンランドと他の国では大きく評価が異なります。
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「無差別ミサイル攻撃から民間船を守る」作戦に日本なぜ参加せず? 護衛艦は派遣していても“無理” 世界はどう見る?
インド洋の西端、紅海で武装勢力の無差別なミサイル攻撃に対処するための国際的な護衛作戦が始まろうとしています。ただ、日本は参加しない模様です。同海域には海上自衛隊の護衛艦も派遣されているのに、なぜなのでしょうか。