艦艇(軍艦)の記事一覧
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「大量に建造された潜水艦」3選 WW2期から現代まで 最多建造はやっぱりドイツ製
潜水艦は水上艦艇に比べて建造に高度な技術が必要といわれます。そのため潜水艦を自前で開発から建造まで一貫して行える国は限られるなか、技術の塊ともいえる潜水艦を空前の規模で大量生産した国がありました。
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致死率は10倍 WW1末期「スペインかぜ」クラスターに見舞われた旧海軍艦「矢矧」の教訓
第1次世界大戦の終盤から世界的に流行した、死に至る病「スペインかぜ」は、旧日本海軍の軍艦においても感染が広がりました。閉鎖された空間での感染爆発がいかに恐ろしいものであるか、その教訓をいまに伝えています。
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戦没したはずが生きててビックリ! 戦火を耐え抜き2度国籍変更した流転の駆逐艦の航跡
なくしたと思っていたものが、ふとした瞬間に出てくることはありますが、それが駆逐艦だったら驚くでしょう。しかも自沈処分したはずが、敵の艦艇として太平洋戦争を戦い抜いていました。駆逐艦「スチュワート」の数奇な航跡を辿ります。
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インド洋東部で日米共同軍事訓練 なぜ米大使館までプッシュ? 注目すべき理由は…
自衛隊とアメリカ軍による共同訓練は年間を通し、規模の大小問わず多数が実施されています。そうしたなか、さして大規模でもなく珍しい内容でもない訓練について、なぜか在日米大使館がSNSで紹介し、一部界隈がざわめきました。
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戦艦「山城」の役得 日本海軍悲願の国産超ド級戦艦 扶桑型の2番艦が担った役割とは?
紆余曲折を具現化したような艦橋で知られる戦艦「扶桑」は、初の国産超ド級戦艦ということで多くの試行錯誤を担いましたが、同型の2番艦「山城」もまたその一端を担っています。とはいえ、2番艦ゆえの「役得」も。
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海自唯一になった非イージス対空護衛艦「しまかぜ」の未来は 昔ながらの旋回式発射機
レーダーにしてもミサイル発射機にしても、近年では対応時間を短縮するために動きの少ないものが主流になっています。海上自衛隊の護衛艦が搭載する各種装備も同様であり、冷戦時代に作られたものは姿を消しつつあります。
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空母を内陸の五大湖に浮かべたアメリカ なぜ? 艦載機が多数発着艦 外輪船型空母も
空母は、艦載機で敵艦や敵陣地を攻撃するための、いわば洋上の航空基地です。しかし第2次世界大戦中のアメリカ海軍は、あえて敵のいない自国本土にある湖で空母を運用しました。
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大規模災害時など「医療拠点になれる自衛艦」3選 「病院船」への変身は可能か否か
新型コロナウイルスが世界的に猛威を振るっています。そのようななかで「病院船」の保有についての議論が再び活発化していますが、医療機能を充実させた自衛艦を病院船に転用できないのか、基本的なところを見てみます。
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海中にひそむ潜水艦 いかにして一国を脅かすほどの力 持つまでになったのか?
かつて砲艦外交の主役が戦艦だったころ、潜水艦は各国海軍のなかでも傍流であり、脇役的存在でした。いまやアメリカをはじめ一部の国では、空母と共に砲艦外交の役割を担うまでその地位を高めました。その成り上がりの経緯を追います。