白石 光(戦史研究家)の記事一覧
Writer: 白石 光(戦史研究家)
東京・御茶ノ水生まれ。陸・海・空すべての兵器や戦史を研究しており『PANZER』、『世界の艦船』、『ミリタリークラシックス』、『歴史群像』など軍事雑誌各誌の定期連載を持つほか著書多数。また各種軍事関連映画の公式プログラムへの執筆も数多く手掛ける。『第二次世界大戦映画DVDコレクション』総監修者。かつて観賞魚雑誌編集長や観賞魚専門学院校長も務め、その方面の著書も多数。
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戦車以上に重要? ウクライナ切望の「重量物運搬車」とは 作戦を左右する縁の下の力持ち
2022年1月下旬、ドイツはウクライナに対して「レオパルト2」戦車の供与を決定。この決断に世界中が注目しました。しかし、その直後に戦車と同じかそれ以上に重要な軍用車両の供与も決めています。
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ウクライナでどう戦う? 「チャレンジャー2」「レオパルト2」「エイブラムス」最強戦車トップ3供与
イギリスがウクライナへ「チャレンジャー2」戦車の引き渡しを決めると、ドイツとアメリカも日を置かずに各々「レオパルト2」とM1「エイブラムス」戦車の供与を決定しました。これら戦車は対ロシア戦でどう使われるのでしょうか。
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ロシアもう後がない? ついに最新戦車T-14をウクライナ至近へ配備した理由 ハッタリなのか?
2023年1月、ロシア最新戦車T-14がウクライナ国境近くに配置されていることを、英国防省が衛星画像で確認しました。しかし数はごくわずか。戦力的にほぼ貢献しそうにない同戦車が、あえて戦闘に投入されるかも知れない意味を推察します。
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戦車じゃないよ「戦車駆逐車」ウクライナへ供与する仏製AMX-10RC 戦車より使える?
フランスがウクライナへ供与を明言した「軽戦車」。一部報道では装輪式のAMX-10RC戦車駆逐車だといわれています。戦車よりも防御力や悪路走破性などで劣りますが、それでも使い道はあるのでしょうか。
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速い・安い・高性能! でも売れず 米戦闘機F-20「タイガーシャーク」各国が見放したワケ
ベストセラー戦闘機F-16を上回る性能と、軽戦闘機F-5譲りの低い取得・整備コストを併せ持ち、傑作戦闘機になり得る素質を大いに示しながら、どこの国にも採用されず消えていったF-20「タイガーシャーク」。その出自と顛末を振り返ります。
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「戦車不要論」は一蹴された? 2022年を彩った世界の戦車5選 日本の安全保障に影響はあるか
2022年は世界各国で新型戦車がベールを脱いだ年でもありました。それぞれを見比べてみると、次世代戦車に必要不可欠なテクノロジーがある程度見えてくるようです。
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損失3000両!? ウクライナに“やられた”ロシア戦車3選 最新型も投げ出す→ウ軍が再利用
2022年2月に始まったロシアによるウクライナ侵攻。ロシアが用いたことで注目を集めた戦車にスポットを当ててとり上げてみました。なかには運用開始から間もない最新モデルも含まれています。
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空母くるより恐ろしい? 中国の「測量艦」が領海侵入を繰り返すワケ その“ヤバさ”
2022年12月中旬、中国海軍の測量艦が5度目の領海侵入を行いました。測量艦は一見すると民間船のような大人しげな外観ですが、現時点ではある意味、空母がくるよりも厄介な事態ともいえます。いったい何をしていたのでしょうか。
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タイヤ会社が生みの親「スーパーコルセア」高性能なのにナゼ消えた? 根底に垣間見える米国の凄まじさ
世界三大タイヤメーカーのひとつである米グッドイヤーは過去、戦闘機を開発したことがあります。初飛行し、高性能だったのに大量生産されなかったそう。ただ、その経緯を見るとアメリカが持つ国としての底力を垣間見ることができました。
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ワールドカップ出場権が引金に!「サッカー戦争」 英雄まで生まれた史上最後の空戦とは?
オリンピックとともに平和の祭典のひとつとして称されることの多いサッカー・ワールドカップ。しかし、この大会への出場権をかけた試合が発端となって本当の戦争が起きたことがあります。