細谷泰正(航空評論家/元AOPA JAPAN理事)の記事一覧
Writer: 細谷泰正(航空評論家/元AOPA JAPAN理事)
航空評論家、各国の航空行政、航空機研究が専門。日本オーナーパイロット協会(AOPA-JAPAN)元理事
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地上走れぬ「空飛ぶクルマ」は名乗る資格なし! 欧米で80年の歴史 最新型のエンジンはスズキ隼!?
日本でも開発が進む次世代モビリティーの「空飛ぶクルマ」。しかし、クルマとは似ても似つかない「eVTOL」と呼ばれるものが多いです。実は欧米では「空飛ぶクルマ」は別モノなんだとか。一体どういうことなのでしょうか。
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“セスナ機”を駆逐か? 新ジャンル機「LSA」規制緩和 定員も総重量も倍増へ 日本だけが蚊帳の外
約20年前から欧米を中心に世界中で使われるようになった軽量スポーツ機「LSA」。実績を積み重ねてきたことで、定員や積載量が緩和される見込みです。ただ、日本は相変わらず井の中の蛙とか。ますます世界から取り残されそうです。
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「俺の飛行機 エンジンは“スズキ”」 日本車エンジンの転用が米で大人気になったワケ “参入ぜひ!”
日本では馴染みない自作飛行機。アメリカではそれらも自家用機として登録できますが、その分野で人気のエンジンとなっているのが日本車のものだとか。自動車用エンジンを基にした航空エンジンの現状を取材してきました。
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日本初配備 米軍「F-15E」戦闘爆撃機やってきた 東アジアに“睨み” 空自F-15Jとどう違う?
2023年4月下旬に沖縄県の嘉手納基地で開催された「アメリカフェスト」で、F-15E「ストライクイーグル」が日本国内の基地として初めて展示・公開されました。特徴はどんなところなのか、現地で見てきた筆者が解説します。
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そして伝説へ「世界一危険なエアレース」半世紀の歴史に幕 累積30人超の死者 なぜいま終わるのか
50年以上の歴史を持つ世界最大・最速の飛行機レース「リノ・エア・レース」が2023年9月の開催を最後に幕を閉じます。なぜレースを止めることにしたのか、その理由は切実でした。
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乗ってわかった軽量スポーツ機「LSA」のスゴさ 米で流行りの訓練機 日本じゃ不可は「理解不能」?
2022年末、ようやく日本でも飛ぶことができるようになった「LSA」。しかし、欧米ではすでに同機種が先進的な飛行機の代表事例となりつつあります。アメリカで乗ったら、日本の航空行政の“遅れ”が明確になりました。
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ディーゼル機関車?弱すぎる 世界最強「ガスタービン機関車」が短命だった理由 パワーはバケモノ級
1950年代から60年代にかけてアメリカでは貨物列車の牽引にガスタービン機関車が多用されていました。50両以上生産され一定の成功も収めたものの、1960年代後半には急速に姿を消していったとか。その経緯を振り返ります。
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米海兵隊がベタ惚れ!「ハリアー」垂直離着陸機のスゴさ 掟破りの採用から半世紀 引退近づく
アメリカ海兵隊における「ハリアーII」の運用が2026年で終わる予定です。英国の原型「ハリアー」を基にアメリカが大幅改良する形で生まれた同機の生い立ちと構造について、改めて振り返ってみました。
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35年経て明かされた米軍の対テロ「極秘暗殺ミッション」 敵地攻撃たった12分 しかし相手を怒らせた
今から35年ほど前、アメリカ海軍と空軍の共同による長距離の爆撃作戦が実施されました。リビアの要人暗殺も視野に入れた特殊作戦の詳細が、このたび公開されたため、タイムスケジュールを追いながらひも解いてみました。
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新幹線超のスピードで飛ぶ“軽自動車”!? 「世界最小のジェット機」未だに愛されるワケ
ギネス認定も受けた世界最小の有人ジェット機、ビーディー「BD-5J」。同機は販売後にメーカーが倒産したため、部品供給やアフターサービスに問題を抱える機体となりました。それでも全米に愛好家がいる稀有な機体でもあるようです。