「お得きっぷ祭り」な秋! 新幹線半額 格安乗り放題 異例の割引商品が続々 徹底ガイド

JR東日本の新幹線が半額になる「お先にトクだ値スペシャル」をはじめ、「ぷらっとのぞみ」「どこでもドアきっぷ」「みんなの九州きっぷ」など、鉄道各社が例年にはない新しい割引きっぷや商品を続々設定しています。

東海道新幹線は「ぷらっと」 山陽新幹線は「どこでもドア」

 新幹線は、JR東日本のほか、JR東海やJR西日本、JR九州でもお得に利用できる新しいきっぷが登場しています。

「ぷらっとのぞみ」 東海道新幹線「のぞみ」を格安利用

「ぷらっとのぞみ」は、30年にわたり販売されているJR東海ツアーズの旅行商品「ぷらっとこだま」の「のぞみ」版です。東海道新幹線「のぞみ」の普通車指定席を格安で利用できます。1ドリンク引換券付きです。

●利用期間

・2020年10月1日(木)から2021年3月21日(金)まで

・購入は出発3日前23時30分まで

●発売箇所

 ウェブサイト限定

●設定区間と価格(通常期/繁忙期)

・東京・品川~名古屋:大人1万円/1万400円(子ども5800円)

・東京・品川~京都:1万2200円/1万2900円(7200円)

・東京・品川~新大阪:1万2700円/1万3500円(7500円)

・新横浜~名古屋:9300円/9800円(5400円)

・新横浜~京都:1万1800円/1万2300円(6800円)

・新横浜~新大阪:1万2400円/1万2900円(7300円)

・名古屋~京都:4700円/5400円(3100円)

・名古屋~新大阪:5000円/5600円(3400円)

 東京~新大阪間を「のぞみ」普通車指定席で移動する場合、所定の運賃・特急料金(通常期)は1万4720円ですので、2000円ほど安上がりに。ただし21日前までに予約するなら「スマートEX」の「EX早特21」の方が安く、1万1200円です。

 なお、「ぷらっとのぞみ」はグリーン車を利用できる「グリーン車プラン」も設定されます。いずれも企画乗車券(きっぷ)ではなく旅行商品です。そのため、利用や払い戻しなどはきっぷと扱いが異なります。

「どこでもドアきっぷ」 JR西日本全線が2日間12000円 四国九州含む3社版も

「どこでもドアきっぷ」はエリア内の新幹線・特急の普通車自由席が乗り放題。指定席は6回まで利用できます(寝台列車など一部の列車を除く)。エリア・期間はJR西日本2日間と、JR西日本・JR四国・JR九州の3社3日間の2種類があります。2人以上が同一行程で利用する場合に限り発売。大人用は各価格プラス5000円のグリーン車用もあります。子ども用のみの購入・利用はできません。

●販売期間

・9月18日(金)から12月17日(木)まで

・購入は出発日1か月前から7日前23時30分まで

●利用期間

・10月1日(木)から12月25日(金)まで

・2日間用は12月24日(木)出発分まで発売

・3日間用は12月23日(水)出発分まで発売

●価格(JR西日本全線2日間乗り放題)

・大人:土休日1万2000円、平日1万5000円

・子ども:全日2000円

●価格(JR西日本・JR四国・JR九州全線3日間乗り放題)

・大人:土休日1万8000円、平日2万円

・子ども:全日3000円

●発売箇所

・JR西日本のインターネット予約サービス「e5489」

・「JR九州インターネット列車予約サービス」

・JR西日本・JR九州・JR四国管内の主な旅行会社

 山陽新幹線の新大阪~岡山間は「さくら」「ひかり」普通車指定席の片道運賃・特急料金(通常期)が6140円ですので、土休日だとこの区間を往復するだけで元が取れます。

【一覧】JR東日本の新幹線半額 主要区間の発売額

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コメント

1件のコメント

  1. 人口の異常に多い首都圏なだけに、利用条件のハードルも高い。