高速バスで各地を旅したら以前と全然違った… コロナ禍で何がどう変化したか

新型コロナウイルスの感染拡大が収束しない現在の日本。公共交通機関もその影響は大きく、こと都市間交通の一役を担っている高速バスにいたっては、かつてないほどです。その日本を高速バスで改めて旅をしてみたところ、以前と違った姿がありました。

「ガイドライン」の内容だけじゃない各社独自のコロナ対策

 大前提として、各バス会社は「バスにおける新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン」(公益社団法人日本バス協会作成)にもとづいて感染予防対策を実施しています。具体的には次のようなポイントです。

・乗務員のマスク着用や朝夕2回の体温測定

・車内の手が触れる部分のこまめな消毒の実施

・車内換気のこまめな実施

・消毒液設置とお客様への手指消毒のお願い

・バスターミナルや待合室におけるソーシャルディスタンスの確保 など

 これに加えて、独自で感染予防対策を実施しているバス会社も多くあります。独自の感染予防対策の具体例としては次のようなものです。

・プラズマクラスターイオン発生装置の設置

・車内の抗ウイルス・除菌・消臭コーティングの施工

・ブランケットの貸出停止 など

 さらに、筆者が実際に見た(もしくは乗車した)バスの感染防止対策で、特に印象に残ったものとしては、次のようなものがありました。

Large 20201115 01
大阪と高松を結ぶ高松エクスプレス「フットバス」3列シート車。コロナ対策として通路カーテンと飛沫防止用シールドを設置(須田浩司撮影)。

・通路カーテンを全席に拡大(JRバス東北)

・使用車両を曜日および期間限定で4列シート車から3列シート車に変更(弘南バス、新潟交通など)

・シートに飛沫防止用のシールドを設置(高松エクスプレス「フットバス」など)

・「コロナ追跡システム」の導入(西日本JRバス、高松エクスプレスなど)

・乗車前の検温実施(西鉄「はかた号」)

 車内換気も、休憩停車中のドア開放はもちろんのこと、走行中も頻繁にエアコンの外気運転を活用して空気の入れ替えを行っていました。

 なお、新型コロナウイルス感染予防への取り組みについては、各バス車体メーカーやバス会社、業界団体が公式サイトやYouTubeなどで情報を公開していますので、参考にされるとよいでしょう。

【写真ギャラリー】コロナ対策で大きく変化した高速バス車内

最新記事

コメント

2件のコメント

  1. TVでGoToは需要の先食いなのではないかと言っていた。出かけるならあの公衆衛生に逆行するキャンペーンが終わってからにしようかな。

  2. 戦略を誤った感が大きいな

    感染予防対策やってるよ、ってあまりにもしつこくアピールしたもんだから「やっぱり危険なんだ」と思われてしまったのではないかと思う。

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  4. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  5. 「危なすぎる!」阪神高速“中の人”がブチギレ!? “衝撃動画”とともに呼びかける「ドライバーが守るべき3つのこと」とは
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス