高速バスで各地を旅したら以前と全然違った… コロナ禍で何がどう変化したか
「ガイドライン」の内容だけじゃない各社独自のコロナ対策
大前提として、各バス会社は「バスにおける新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン」(公益社団法人日本バス協会作成)にもとづいて感染予防対策を実施しています。具体的には次のようなポイントです。
・乗務員のマスク着用や朝夕2回の体温測定
・車内の手が触れる部分のこまめな消毒の実施
・車内換気のこまめな実施
・消毒液設置とお客様への手指消毒のお願い
・バスターミナルや待合室におけるソーシャルディスタンスの確保 など
これに加えて、独自で感染予防対策を実施しているバス会社も多くあります。独自の感染予防対策の具体例としては次のようなものです。
・プラズマクラスターイオン発生装置の設置
・車内の抗ウイルス・除菌・消臭コーティングの施工
・ブランケットの貸出停止 など
さらに、筆者が実際に見た(もしくは乗車した)バスの感染防止対策で、特に印象に残ったものとしては、次のようなものがありました。
・通路カーテンを全席に拡大(JRバス東北)
・使用車両を曜日および期間限定で4列シート車から3列シート車に変更(弘南バス、新潟交通など)
・シートに飛沫防止用のシールドを設置(高松エクスプレス「フットバス」など)
・「コロナ追跡システム」の導入(西日本JRバス、高松エクスプレスなど)
・乗車前の検温実施(西鉄「はかた号」)
車内換気も、休憩停車中のドア開放はもちろんのこと、走行中も頻繁にエアコンの外気運転を活用して空気の入れ替えを行っていました。
なお、新型コロナウイルス感染予防への取り組みについては、各バス車体メーカーやバス会社、業界団体が公式サイトやYouTubeなどで情報を公開していますので、参考にされるとよいでしょう。
TVでGoToは需要の先食いなのではないかと言っていた。出かけるならあの公衆衛生に逆行するキャンペーンが終わってからにしようかな。
戦略を誤った感が大きいな
感染予防対策やってるよ、ってあまりにもしつこくアピールしたもんだから「やっぱり危険なんだ」と思われてしまったのではないかと思う。