「宇都宮LRT」早くも車両が登場!? 2021年春からの納入予定に先駆け…

2022年春開業予定の「芳賀・宇都宮LRT」。車両は2021年春の納入予定ですが、沿線には早くも「それらしきもの」が登場しており、車内のICカードリーダーなども「再現」されています。

沿線のショッピングモールに登場

 2022年春の開業に向け工事が進められている、栃木県の新しい路面電車「芳賀・宇都宮LRT」。2020年10月には、車両の製造風景も公式に発表され、2021年春からの車両納入が予定されています。

 そうしたなか、沿線に「LRT車両」が早くも登場しました。

 場所は、LRTのベルモール前停留場が最寄りとなるショッピングモール「ベルモール」の屋外「キッズパーク」。そう、「LRT車両型の遊具」というわけです。10月22日(日)にオープンしました。

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ベルモールに登場した「LRT車両型」の遊具(2020年11月、中島洋平撮影)。

「車内」には、計器類やモニター、レバーなど運転台のほか、乗降口のICカードリーダーまで再現されています。宇都宮地区ではJRや東武線に関しては「Suica」「PASMO」などのICカードに対応しているものの、路線バスなどは現在のところ非対応ということもあり、親が子どもに説明する場面も見られました。なお、運転台と反対側の車両の頭端部は、すべり台になっています。

 ちなみにベルモール内には、LRTのジオラマや解説パネル、VR(バーチャルリアリティー)によるLRTの疑似体験コンテンツもある「交通未来都市うつのみやオープンスクエア」が開設されています。

【了】

【写真】製造中のLRT車両(本物)

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コメント

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2件のコメント

  1. 諸事情により1067mm軌間なのが少し残念

  2. せっかくLRTで未来の都市交通の壮大な実証の門出だったのに、コロナですっかり色あせちゃったな。
    ホストコロナでの人の乗合い交通はどうなるんだろ。