【今日は何の日?】日本初、地下鉄と郊外電車の直通運転が始まる 浅草線と京成

12月4日、都営浅草線と京成押上線の直通運転が始まりました。

 1960(昭和35)年の12月4日。都営1号線(現・都営浅草線)の浅草橋~押上間が開業し、京成押上線との相互直通運転を開始しました。

 これは、日本の地下鉄が郊外の電車と直通運転を行った、最初の例です。

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都営浅草線の車両(2018年6月、恵 知仁撮影)。

 都営浅草線は、京成電鉄および京急電鉄との直通運転を前提とした規格で建設されました。当時、軌間(線路の幅)が京成は1372mm(いわゆる「馬車軌間」、今の京王線と同じ)、京急と浅草線が1435mm(標準軌)と異なっていましたが、浅草線の開業にあわせて京成側が工事を行い線路幅を1435mmに合わせたという経緯もあります。

 浅草線はその後、浅草橋駅から東日本橋駅、人形町駅、東銀座駅……と南へ順次延伸を続け、1968(昭和43)年に泉岳寺駅へ到達。京急とも直通運転を開始します。

 1998(平成10)年には「エアポート快特」「エアポート特急」が運行開始。成田・羽田の2空港につながる重要路線の一部となって現在に至ります。

 ちなみに、「地下鉄の直通運転」の最初の例は、戦前である1939(昭和14)年にさかのぼります。東京メトロ銀座線はかつて「東京高速鉄道」と「東京地下鉄道」の別会社の鉄道に分かれていましたが、新橋駅で両社が接続し、乗り入れも行われていました。

【了】

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コメント

1件のコメント

  1. 時代をさらに遡ると、京急も改軌の経験者であるということ。しかもあろうことか京成と同じ1372ミリから1435ミリにです。もしその改軌がなければこのとき京成は1372ミリのまま乗り入れが行えたであろうこと。

    それらの歴史をこの記事で是非とも紹介して欲しかったです。「京成は京急のせいで追加の苦労をさせられた」と。

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