絶滅寸前「特急シンボルマーク」 60年続く「栄光の逆三角形」現在見られる列車は?

「特急シンボルマーク」現在も見られる列車は?

 2000年代以降、国鉄形特急車両は徐々に引退が進んだほか、リニューアルなどの際に特急シンボルマークを撤去した車両も増えました。2017年、秋田車両センターに所属していた583系が営業運転を終了したことで、JR東日本で特急シンボルマークを装備しているのは185系だけとなりましたが、それもあとわずかということになります。

 一方、JR西日本が所有する381系電車には、現在も特急シンボルマークが残っています。こちらは現在、岡山駅と出雲市駅を結ぶ特急「やくも」として運行。通常のマークに加え、貫通扉を持つクモハ381形は他車と違って平面状のものが取り付けられているなど、バリエーションも見られます。

 ただし、こちらも行く末は決して明るくありません。JR西日本は、2022~23年度に381系を新型車両で置き換える計画としています。新型コロナウイルス感染症の影響で、この計画が変更される可能性はあるものの、381系に引退の時が近付いていることは間違いないでしょう。

 特急列車の前面に燦然と輝く特急シンボルマーク。60年以上にわたって親しまれてきたシンボルが見られなくなる日も、そう遠くありません。185系車両を見送る時には、このマークにも思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

【了】

【写真】電車もディーゼルカーも! 平面版も分割版も!「特急シンボルマーク」図鑑

Writer: 伊原 薫(鉄道ライター)

鉄道ライター。乗り鉄・撮り鉄のほか、鉄道旅で酒を楽しむ「飲み鉄」や列車を貸し切って遊ぶ「借り鉄」の普及に勤しむ。最近は、鉄道と地域の活性化アドバイザーとしても活動中。好きな発車メロディはJR北千住駅。

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コメント

3件のコメント

  1. 新型車両にもこのシンボルマークを採用すればいいのに。。。

  2. 151,161,181 を別々の形式のように書いているが…
    東海道系統用だった 151系に上越特急 とき 運用対策として
    +耐寒耐雪装備 +勾配対策の制御装置改良 をしたものが 161系、後に 151系にも同様改造が行われ両形式を分ける意味が無くなり 181系に改称統合、後に 181系としての新製車も登場… で、151,161,181 の元祖特急車3形式は別形式と考えるよりは 一体の物なのだが……

    以上は事実関係…
    以下は主観……

    流線型で優雅な EF66 ……………………

    EF58 ならともかく、ステンレスの飾り板の印象も含めて ダンプ なんていうアダ名もつけられた EF66 …
    限界いっぱいのゴツくデカい車体とも併せ…
    優雅とはほど遠いなあ……

  3. もうひとつ…

    185系は 踊り子 とともに急行や各停にも使用の計画で云々…

    これは違うだろう……

    元々は 153,165系の老朽化していた急行型車両の置き換えで計画
    そのためか 台車は標準のDT32/TR69系、モーターはMT54と 急行型165、特急型183と同様だが 歯数比は 165同等の急行型の数値にされ、最高速度も特急型の 120km/h ではなく 110km/h
    車体も窓が開閉可能で急行や各停寄り
    揺れ軽減のために特急型にはあったダンパーは省略 等々…
    特急 急行 各停 3種別での使用を目指したのではなく、スタートはあくまでも 急行/各停 での使用を目指したもの

    その準備から登場までの間に 末期的だった国鉄が急行の廃止 という方針を打ち出して料金の事実上の値上げに走ったため 特急/各停 という半端すぎる仕上がりになったのが 185系

    特急あまぎ 急行伊豆·東海 各停 に同時期に使うつもりなどではなかったはず

    そして投入初期は 急行伊豆 に使われ、165との併結などもあったが、その時には あまぎは 183のままで 185の出番無し

    数が揃って あまぎ・伊豆 → 踊り子 に一本化が実現してからが やっと特急に使われ始めた のが 185系

    件の特急マークが小振りなのも、元々は付けるはずではなかったから隙間に付けるため… とか?……

    JR東日本では最後の国鉄生まれ特急車が定期運用からついに外れる… というので 185ネタが各所で増えているが……

    なんか違うよな… という記事が多々で……