減りゆくヘッドマーク JR特急の愛称名に込められた思いと歴史とは

国鉄・JRの列車に付けられている愛称名。その歴史は、古いものでは戦前にまで遡りますが、一方で、列車名にちなんだイラストの描かれたヘッドマークは、少しずつ数を減らしています。

初めての愛称は「富士」「櫻」

 鉄道会社にとって花形といえる特急列車。各社とも、スピードや乗り心地、外観やカラーデザインなど、様々な技術やアイデアを駆使した車両で運行しています。また、JR各社や一部の私鉄では、行き先や種別、使用される車両に合わせて様々な愛称を付けているのも特徴です。

Large 180712 hm 01

拡大画像

寝台特急「富士」。富士山の形をしたヘッドマークが人気だった(伊原 薫撮影)。

 優等列車に初めて愛称が付けられたのは、1929(昭和4)年のこと。東京~下関間を走る2往復の特急列車に、親しみを持ってもらおうという目的で、愛称を付けることになりました。一般公募の結果、得票数が1位となった「富士」と3位となった「櫻(さくら)」が、それぞれ日本を代表するものであり列車名にふさわしいとして選ばれました。

 ちなみに、このときに2位だった「燕(つばめ)」は、翌年に運転を開始する列車で採用。この列車は、それまで「富士」などで約11時間かかっていた東京~神戸間を、2時間30分も早い8時間30分で結ぶ俊足ぶりで、その姿をツバメに重ね合わせて命名されたといわれています。

この記事の画像をもっと見る(4枚)

画像ギャラリー

  • Thumbnail 180712 hm 04
  • Thumbnail 180712 hm 01
  • Thumbnail 180712 hm 02
  • Thumbnail 180712 hm 03

関連記事

最新記事

コメント

6件のコメント

  1. じつは盗難対策ではないか?と思ってみたり。
    撮り鉄ならぬ盗り鉄らはなにがなんでも盗もうとする。
    鉄道好きと言う割りに車両破壊してでも盗む。
    だったら無い方がいいと言う判断をする事業者もあるようです。

    • ほんで捕り鉄ですか?

    • 津和野駅でSLやまぐち号を降りた後に機関車を転回させる場所でを見に行ったら保安係員みたいな人がピリピリしてたっけかな
      因みにアタシですが、何ら危険でも無い遠くから撮っていただけで、お前等呼ばわりされたもんで少しだけ抗議しましたが
      相も変わらず一部の無法者の悪行で一括こちらまで悪者扱いされるザマは嘆かわしいかぎりですよ
      て言うか、こういう奴の頭の中って列車の写真撮ってるだけで全てが鉄道好きだと勘違いする仕切りが無いんかね?
      何か?都会の痴漢対策と同じ頭の仕切りの無さで頭の中に仕切りが無いから津波でも常駐してるんやないでしょうかね?

  2. そうなると、新製された特急車輌にはしっかり愛称幕がついているJR北海道は結構すごいんじゃなかろうか…?
    解体されたキハ285系にも愛称幕はついていたし、まだまだ北の愛称幕は廃れなさそうねw
    愛称幕が廃れる前に会社そもそもが廃れるは!とか言われそうだけどね…w

  3. 勿論ヘッドマークは格好いいですが、EF65の無印銀河にトワイライトの電源車なんて意外と良かったかな
    あれ仕事でも京都観光でも利用させてもらいましたが消えてしまいました。
    一度だけですが66に釜が代わった後のあさかぜで65のあさかぜに乗ったことあるし(ヘッドマーク無し)
    これまた機関車側の巻き取り式列車名が瀬戸だったり回してましたが、楽しい時代でした。

  4. 線区ごとにデザインやカラーリングが異なる車両が導入され更にその線区では基本1列車しか設定されないケースが多くなったからなぁ(特に西日本)

    ちなみに盗難の件は当時深刻な問題でサボや民鉄の行先表示板とかも盗まれるのでそれまでは乗務員控室の外に並べて置いていたのを止めたりとかしていた。
    TVや新聞でも報道されていた事案なんでそこそこ年季の入っている鉄オタなら知ってるんじゃないか?