海上保安庁 初の小笠原向け巡視船「みかづき」竣工 南方海域での密漁などへ対処

中国サンゴ漁船とみられる外国漁船が小笠原の海で確認されています。

尖閣周辺海域で活動する巡視船と同型

 海上保安庁の新たな巡視船「みかづき」の引き渡し式が2021年2月16日(火)、東京都江東区にある墨田川造船株式会社で行われました。

「みかづき」は、小笠原諸島の中心島である父島に所在する小笠原海上保安署に初めて配備される巡視船です。これまで同署には監視取締挺「さざんくろす」が配備されていたものの、この船はFRP(繊維強化プラスチック)製で、全長10m、排水量5.0トンと船体も小さく、航洋性に乏しいものでした。

 そのため、近年増加傾向にある小笠原諸島周辺海域での外国船の違法操業などに対処するのが難しかったことから、一定の外洋航行能力を備えた巡視船の配備が計画されたのです。

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巡視船「みかづき」。しもじ型巡視船の10番船として2018年度第2次補正予算で建造された(画像:海上保安庁)。

 巡視船「みかづき」は高張力鋼製で、全長約43m、排水量約200トンで、20mm多銃身機銃1基を船首に装備するほか、遠隔操作式の高圧放水銃や停船命令等表示装置、採証装置なども備えます。

 海上保安庁では、3月末までに父島の小笠原海上保安署に配備する予定としています。

【了】

【写真】「みかづき」引き渡し式典&既存の監視取締艇「さざんくろす」

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