どこまで本気? 観察者を悩ませる北朝鮮の新型戦車M-2020 映像から見て取れることは

2021年1月に北朝鮮が実施した軍事パレード、そのなかに新型と見られる戦車が登場しました。映像から推測されるそのスペックなどについて解説していきます。ただし、すべてパレード用のハリボテという見方もある点に留意です。

戦車業界では久しぶりの新車登場もいまひとつ盛り上がらず

 北朝鮮は2020年10月10日と年明け1月14日という短い間隔で、相次いで軍事パレードを実施しました。1月14日に開催したのは第8回朝鮮労働党大会を記念して、ということになっています。

 この労働党大会で党総書記に就いた金正恩氏は「過去5年間の経済計画はほぼ全ての部門で未達成だった」という異例の悲観的な報告を行ったのですが、一方で軍事パレードを行うというのも違和感があります。アメリカのバイデン新政権に対するアピールだというのが、大方の見方です。

 パレードには新型戦車も登場しました。戦車業界では久しぶりの「新車情報」なのですが、怪しさ満載過ぎるのか、かえって注目されていないように見られます。

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部隊旗を掲げた軽装甲機動車モドキを先頭に、金日成広場を行進する9両の「M-2020」梯隊(画像:朝鮮中央テレビ)。

 新型戦車はアメリカCIA式に「M-2020」と呼称され、第一印象では外見上これまでの北朝鮮戦車から大きくモデルチェンジされています。仕様や名称など北朝鮮からの公式情報は何もありませんので、以下は北朝鮮国営メディア映像からの想像(妄想)であることをご了承ください。

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サンドイエロー系の迷彩塗装は北朝鮮の兵器では珍しく、塗色からアメリカのM1「エイブラムス」戦車のような印象を与える(画像:朝鮮中央テレビ)。

 まず注目なのが塗装です。イエロー系の三色迷彩は、これまで北朝鮮の車輌には見られませんでした。これがアメリカのM1「エイブラムス」戦車を彷彿とさせる要因のひとつです。砲塔の外郭形状もよく似ています。

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砲塔はM1戦車、車体はロシアのT-14戦車のように見える(画像:朝鮮中央テレビ)。

 車体はロシアのT-14「アルマータ」戦車に似ています。しかし、乗員配置は全く違います。T-14は無人砲塔であり3名の乗員は車体に配置されていますが、M-2020は車長、砲手、装填手が砲塔内、操縦手が車体というオーソドックスな配置です。

【画像】映像から見てとれるM-2020砲塔まわりのレイアウト詳細

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コメント

2件のコメント

  1. ”ぼくのかんがえたさいきょうせんしゃ”という話だろうな。

    ごちゃごちゃし過ぎで重量も、使用電気量もそうといるから、エンジンの馬力をデカくしないといけないし、そうなると図体や搭載する燃料が…の悪循環になるのでは?

  2. こんなことよりさっさと国民のために良い政策の一つでもやれよ!

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