ボンバルディアはなぜビジネスジェットに「賭けた」のか 鉄道車両も旅客機も手放して【Merkmal】

カナダのボンバルディアがコロナ禍でも業績を維持している。世界的な航空機メーカー、鉄道車両メーカーとして名を馳せた同社だが、いまはほぼ「ビジネスジェット専業」。なぜ数々の事業を手放したのか、そしてなぜ追い風に乗れたのか。

好調ボンバルディアの「影」

 他の航空機メーカーに比べて順調に業績が回復しているボンバルディアだが、不安要素も存在している。

 大がかりなリストラの断行によってボンバルディアを再建したアラン・ベルマール氏は、ボンバルディアの経営低迷の原因のひとつがボードワン一族の同族経営にあると見て、同一族の影響力排除に務めていたが、ローラン・ボードワン氏の子息でボンバルディアの経営会議議長を務めるピエール・ボードワン氏はこれを忌避して、2020年5月にベルマール氏をCEOから解任している。

 ベルマール氏の解任の影響を予測するのは難しいが、ベルマール氏の進めてきた同族経営からの脱却路線が継承されるか否かも、今後のボンバルディアの浮沈をにぎる鍵のひとつとなるのではないかと、筆者(竹内修:航空ジャーナリスト)には思われる。

【了】

※一部修正しました(3月30日13時10分)。

提供:Merkmal

「Merkmal(メルクマール)」とは……「交通・運輸・モビリティ産業で働く人やこの業界へ進出したい人が、明日に役立つ気づきを得られるニュースサイト」として発足しました。MaaS、CASE、環境への対応、自動運転技術など、変革著しい交通・運輸・モビリティ産業にまつわる最新ビジネス情報を独自の視点で発信しています。

【写真】「鉄道ビッグ3」ボンバルディアの名残 360km/h高速鉄道車両

Writer:

海外の防衛装備展示会やメーカーなどへの取材に基づいた記事を、軍事専門誌のほか一般誌でも執筆。著書は「最先端未来兵器完全ファイル」、「軍用ドローン年鑑」、「全161か国 これが世界の陸軍力だ!」など。

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コメント

2件のコメント

  1. 写真が間違えています。

    2頁の写真は3頁、3頁の写真は2頁が正しいですね。

    • ご指摘ありがとうございます。記事を修正しました。

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