道路で増える「低い照明」メリットは? 上から照らすポール式を全置き換えも

道路の照明といえば、高いポールの上から照らすタイプが一般的ですが、橋の側面などから路面のみを照らす「低位置照明」が近年増えています。これまでにないメリットも生まれているようです。

「路面を直接照らす」低位置照明ならではの利点とは?

 低位置照明のメリットのひとつが「光害」の防止です。新東名の相模川を渡る区間の前後では、相模川にすむアユの生育に配慮するという目的もあり、低位置照明が採用されています。

 2018年に行われた当該区間の現場公開時、NEXCO中日本の担当者は「夜間に橋を下から見上げても、クルマのヘッドランプが見える程度でしょう」と話していました。

 2021年4月に開通したばかりの新東名 新御殿場IC~御殿場JCT間でも低位置照明が採用されています。こちらは、標高が高く霧が発生しやすいという条件があります。低位置照明であれば、光の拡散を抑え、霧のなかでも車線を確認しやすいのだそうです。

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新東名 相模川の前後区間に採用された低位置照明(中島洋平撮影)。

 またLEDのためエコなのも特徴で、アクアラインの橋ではポール式から低位置照明への置き換えにより、電力消費量とCO2排出量を約40%削減したといいます。

 ちなみに、道路照明はすべての場所に設置されるわけではありません。国土交通省が基準を設けており、高速道路ではICや料金所付近、休憩施設においては原則的に照明を設置、道路の幅や線形が急に変化する場所、橋、バス停などでは必要に応じて設置するのがよい、とされています。

【了】

【画像】気づいてた? 大きく変わったアクアラインの「照明」

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コメント

1件のコメント

  1. 最も重要な利点が抜けてます。

    維持管理保守が格段に安価です。

    高所作業車、車線規制が不用になります。

    よって、計画修繕からブレイクメンテナンスにする事ができます。

    最新の高速案内板は自光式から投光式の、流れです。

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