空自 九州の築城基地で「エレファントウォーク」実施 特別塗装機が先頭
スペシャルマーキングはしばらくのあいだ塗装したままです。
作戦能力の誇示と部隊の士気向上が目的
航空自衛隊の築城基地は2021年4月19日(月)、所在する第8飛行隊の創隊60周年にあわせて多数機発進準備訓練を実施、基地の公式Twitter(ツイッター)において、その様子を公開しました。
多数機発進準備訓練は通称「エレファントウォーク」と呼ばれるもので、その名のとおり、象が集団で歩く様子に似ているところから名付けられました。
起源は、一説によると第2次世界大戦中の連合国軍の爆撃機部隊だそうで、その後、部隊の作戦能力を誇示したり、士気を向上させたりといった目的でアメリカ空軍で行われるようになったといいます。
築城基地には、創隊60周年を迎えた第8飛行隊のほかに第6飛行隊も所在しますが、2個飛行隊ともF-2戦闘機を装備しているため、公開された画像は単一機種で統一されたものとなっていました。
なお、これに先立ち築城基地の公式Twitterでは、創隊60周年の特別塗装が施された第8飛行隊のF-2戦闘機が公開されています。
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