エアバスA320と瓜二つの少し残念な兄? 12機のみ製造の「メルキュール」 打倒737のはずが

1970年代、米国産のモデルが短距離ジェット旅客機市場を席巻していたころ、フランスからそれを打破すべく「メルキュール」という旅客機がデビューしました。この見た目、エアバスの名機A320と瓜二つ。なぜそのようになったのでしょうか。

【12秒動画】角度によってはA320と瓜二つかも⁉「メルキュール」

【エアバスA320と見比べ!】「メルキュール」の全容とは

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成田空港隣の航空科学博物館元学芸員。日本初の「航空関係専門学芸員」として同館の開設準備を主導したほか、「アンリ・ファルマン複葉機」の制作も参加。同館の設立財団理事長が開講した日本大学 航空宇宙工学科卒で、航空ジャーナリスト協会の在籍歴もある。

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コメント

2件のコメント

  1. メルキュールが他の機材より勝っているのは、事故喪失率が0%という事だけ。

    この記録は永遠に破られないだろう。

    今後この記録を破る見込みがあるのは、今のところA380、A350とA220、B787だけだね。

    • >事故喪失率0%

      日本のP-2Jという誇らしい記録が!!

      あれは民間機ではありませんが。

      機首のスマートさはさすがのフランス製と感じます。