「スカ色」帯で話題の常磐線快速・成田線用「E231系」 なかにはちょっとレアな車両も

ふたつ目は119番編成

 ちょっとレアな車両のふたつ目は119番編成です。

 2015(平成27)年3月14日のダイヤ改正で「上野東京ライン」の開業により常磐線の列車が品川まで乗り入れるようになりましたが、車両数が不足することから、三鷹車両センターから松戸車両センターに転属してきた車両です。

 転属前はホームドア設置済みの中央・総武緩行線で運用されていたため、先頭車(クハE231-20とクハE230-20)は前面下部にホーム検知装置の超音波センサーを取り付けており、松戸車両センターに転属後もそのまま装備しています。当車両センター内では唯一となるレアな姿です。なお、かつて在籍していた118編成も同様でしたが、こちらは2020年に武蔵野線用として京葉車両センターに転属しています。

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前面下部にホーム検知装置の超音波センサー(赤矢印部)を取り付けた、三鷹車両センターから転属の119番編成(2021年4月30日、伊藤真悟撮影)。

 なお松戸車両センター所属していた車両では、常磐線各駅停車に使われていた207系900番台も、2000(平成12)年に検査入場した際に代々木上原方の先頭車(クハ206-901)の前面帯色がエメラルドグリーンではなく、埼京線のような濃い緑色になったことがあります。

【了】

【ちょっと懐かしい】ずらり並んだ松戸車両センターの車両たち

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コメント

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2件のコメント

  1. この程度のものを撮るために鉄道用地に侵入してしかもTVに晒された輩がいるとは…

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