どクラシックが逆にカッコいい! 旧ソ連製オープンカーたち ロシア各地の記念式典で快走

ロシアでは毎年、第2次世界大戦においてドイツに勝ったことを記念する式典が各地で行われています。そこで高官が乗るクルマには、国の威信から旧ソ連/ロシア製が用いられていますが、非常にバラエティに富んでいます。

古都にふさわしい40年選手のV8クラシック・オープンカーとは?

 ロシア極東の最大都市、ハバロフスクで行われた対独戦勝記念式典で用いられていたのは旧ソ連時代末期、GAZ(ゴーリキー自動車工場の意味)が1970年代後半から1980年代にかけて生産していた「GAZ-14」です。全長約6.1m、全幅2mある大型リムジンで、排気量5500ccのV8エンジンを積むという、ある意味アウルス「セナート」にも見劣りしない“体躯”を持つオープンカーといえるでしょう。

 モスクワの北東にある古都ロストフで行われた対独戦勝記念式典では、1970年代に生産されていたZIL-117が姿を見せました。このクルマは、ボディサイズこそ、アウルス「セナート」やGAZ-14よりも小さいものの、心臓部には排気量7000ccのV8エンジンを搭載しており、車格的には2車に見劣りしません。また誕生から40年以上経つ、いわゆる“クラシックカー”であるのも、古都ロストフにふさわしいのではないでしょうか。

Large 20210521 01
ロストフで行われた対独戦勝記念式典で使われていたZIL-117。40年以上前に生産されたクルマながら、排気量7000ccのV8エンジンを搭載している(画像:ロシア国防省)。

 ヴォロネジやウスリースク、ノボシヴィルスクなどで実施された戦勝記念式典で使われていたのが、比較的最近まで生産されていたGAZ-3102「ヴォルガ」です。とはいえ、旧ソ連時代の1982(昭和57)年から2010(平成22)年までの約30年にわたって連綿と生産され続けたことから、各々ホイールや灯火類など、同じ車種といっても時期によりに細かな差が見られます。

 なお、同じGAZ「ヴォルガ」シリーズであっても違うものを使っている都市もあります。

【写真】国家の威信 ロシア最新リムジン アウルス「セナート」のオープンカー

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. ロシア軍の戦闘機が「真正面から撃破される瞬間」を捉えた映像が公開 ドローンの突入を防げず
  2. 片山さつき大臣「実態調査はじめます」 街のクルマ屋の「保険代理店打ち切り」問題に新局面 ビッグモーター事件の余波に再び切り込む!
  3. 「海自最大の護衛艦」と「世界最大級の軍艦」が洋上で並んだ! 圧巻の編隊航行を上空から捉えたショットが公開
  4. 「USB挿しっぱ」でクルマが“故障”する? 三菱公式の投稿にSNS騒然 「一体ナゼ?」「これマジで起きるよ」
  5. 海自艦がロシア海軍の「超静かな潜水艦」を確認!浮上航行する姿を捉えた画像を防衛省が公開
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  3. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  4. 航行中の護衛艦「かが」の周辺に「巨大な海洋生物」が出現! 艦艇勤務ならではの光景を海自公式が公開
  5. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号