はかた号=「キングオブ“深夜”バス」じゃないんだよなあ… 「夜行」バスとの違い

夜行バス運行のウラ側 「深夜バス」は全然違うもの

 法令上は、夜行バスについて明確な定義はありませんが、「交替運転者の配置基準」というルールの中で、「昼間運行」「夜間運行」と分けています。実車(乗客を乗せて走ること)が深夜2時から4時までにかかるものを夜間運行と呼んでいます。夜間運行が含まれると、安全性を確保するため乗務員の勤務シフトや休憩の取り方のルールが厳しくなるのです。

 このようなルールもあって、夜行バスの運行はコストが高めになりがちです。高速バスで言えば、短・中距離の昼行路線だと一人の乗務員が1日に1往復以上を担当できるのに比べ、夜行便の場合、多くは二人乗務です。しかも1往復で3日間分の勤務シフトを必要とするので、2人×3日=のべ6人分の人件費が発生します。

 JRバス各社など一部の事業者では、中間地点の車庫などで別の乗務員と入れ替わるといった勤務体制を構築しコスト削減に努めていますが、夜行バスは高コスト体質で、昼行便に比べ収益性に劣るのは変わりありません。

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王子駅に発着する都営バスの深夜バス。行先表示器にフクロウのマークが表示される(乗りものニュース編集部撮影)。

 一方で、夜行バスによく似た「深夜バス」というものや、夜行高速バスによく似た「深夜急行バス」というジャンルもあります。これらは夜行バスと区別がつきづらいものの、業界では違うタイプのサービスとして扱われています。

 まず、深夜バスは、駅と住宅地などを結ぶ路線バスのうち、夜遅い時間帯に運行され、かつ、運賃が日中とは異なる便のことです。高度経済成長期に郊外の住宅開発が進んだことで、最寄り駅から自宅までの路線バスのニーズが、より遅い時間帯まで広がりました。さらにバブル期には、大手私鉄らが終電時刻を繰り下げた一方で、タクシーの規制緩和が進まず車両不足が発生し、深夜の足の充実を求める声が市民から聞かれました。そこで、政府の働きかけもあって深夜バスが充実したのです。

 路線バスの運賃は認可制であり、事業者の裁量で値上げすることはできませんが、深夜バスについては、通常運賃の2倍に設定されるのが一般的です。

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コメント

12件のコメント

  1. 旧はかた号エアロキング(MU66JS)で下松SAからから関門橋を渡る辺りは昼便性があって楽しかったな。
    特に二階Pシート左側を押さえたっけな
    映画放映とか楽しかったな、中央道経由も何気にマニアックだしw
    因みに新はかた号は未だに乗れてないな
    何時か利用したい。

  2. 夜行と深夜の違いっても、わざわざ言葉の揚げ足取るような記事を書かなくても・・・
    よほどネタがないのかな。編集長さん今一度記事の内容精査したら?

  3. この記事はなに?
    オタクの言葉の定義の話ですか?

    法令的な定義はないと言いながら
    一方を否定するような記事載せるとか
    どう言うことかと思って読んで後悔。

  4. やっとこんな記事が出て嬉しく思います。
    『深夜バス』と呼べる物には定義が合って夜行バスは深夜バスに当たらないって言ってるのに
    藩士の皆さんは頑なに拒み続けるけど世間的には常識がないって事に気付いていただきたいですね

  5. かつて、WC休憩があるか否か(全く無いと信じ込んでいた)事前に知るすべを思いつかなかったために、WCの無い長距離バスには長い間乗ったことがなかった。

  6. この記事書いた人は水どう知らない人かな?
    キングオブ深夜バスって言ってるのは水どう藩士だし、藩士はちゃんとわかってて「深夜バス」言ってる。

    • ケツの肉がボロボロとれる夢でも見てろって感じだよねw
      はかた号はキングオブ深夜バスでいいんだよw

  7. ありがとうございます。ただ、はかた号は現在は「当面のあいだ」運休中(西鉄のホームページ提供)。「当面のあいだ」だから実質的に永久に運休(「当面のあいだ」とは当面以降を正式化する為の暫定期間であり、いつかは元に戻ると言う意味ではない)。つまり、廃止の可能性極めて高い。仮に僅かな可能性でも、運行が再開すれば、将来的にエアロクイーンの折戸タイプ(車両メーカーのふそうによると、エアロエースだけではなくエアロクイーンにも折戸タイプを導入することを発表)を導入かも…(ただ、現在運休前に導入した最新エアロクイーンは導入してまだ期間が短いので、しばらくはその車両で賄えるのでないかと思う。ちなみエアロエースには既に名鉄バスで折戸タイプを導入し始めたが、西鉄も数年後にはエアロエースも折戸タイプが急増殖する可能性は極めて高いと思う[セレガ/ガーラは初期の頃はスイングタイプを導入していたが、現在では殆ど大半が折戸タイプでの導入になっている。])。

    • このコメント(自分のコメント)について補足とお詫びです。ふそうの公式サイトで確認したところ、折戸タイプは標準尺(12メートル)のエアロエース(ハイデッカー)のみであり、スーパーハイデッカーのエアロクイーンやエースであってもMMタイプ(短尺9メートルショートタイプ)での導入はなく、これまでどおりスイングタイプのみであります。よって、自分の記事に誤りがありました。お詫び申し上げます。

  8. 「みなのども」って言ってるのを「みなのもの」が正しいですよと訂正するような感じですかね。

  9. この筆者はケツの肉が取れる夢でも見た方がいいんじゃないw

  10. 下りはまだしも上りにおいて新宿手前に停留所増設すべき。理由としては乗客による渋滞回避ができる。それと関東在住者においては帰る方向でもあり真の目的地が新宿でないのが大半。一番良いのが東名江田バス停。理由としてはあざみ野駅まで徒歩10分程度であり横浜の繁華街へ向かうにはベスト。