熱海 土石流災害 1000人体制の救助活動をフォトレポート 雨によりなおも難航続く
降り続く雨のため中断も
7月4日早朝、集結地から被災地へ出発した各部隊は、午前6時過ぎに現場へ到着。胴長を着用した隊員が行方不明者の捜索を開始するとともに、周囲の家屋一軒一軒に声を掛け、屋内に留まっている住民がいないか確認作業を続けました。
その後、航空自衛隊入間基地の隊員も現場に到着。ドローンを飛行させて上空から被災地の様子を偵察するとともに、行方不明者捜索のための警備犬も現場で準備を進めていました。
4日午前10時前、土砂災害の危険性が高まったとして、現場にいた全隊員のスマートフォンがエリアメールを受信。このメールを受信したことによって捜索活動は一時中断され、同午後0時30分現在も捜索活動は見合わせているということです。
警察・消防・自衛隊合わせ約1000人体制で行われている捜索・救助活動ですが、7月5日まで雨予報が出ていることから難航が予想されます。
【了】
Writer: 武若雅哉(軍事フォトライター)
2003年陸上自衛隊入隊。約10年間勤務した後にフリーフォトライターとなる。現場取材に力を入れており、自衛官たちの様々な表情を記録し続けている。「SATマガジン」(SATマガジン編集部)や「JWings」(イカロス出版)、「パンツァー」(アルゴノート)などに寄稿。
東海バスのノンステップが巻き込まれていましたが、定期便だったのでしょうか?乗客や乗務員の皆さんは逃げることができたでしょうか?