神戸市地下鉄海岸線が開業20周年 街をどう変えた?「幻の通勤路線」代替も経営厳しいワケ

利用客には駅ごとに大きく偏り

 駅別に乗車人員(2019年度)を見ると、最多が和田岬駅(11,090人)、次いで起終点の新長田駅(9,538人)、三宮・花時計前駅(8,434人)、そのあとにハーバーランド駅(7,951人)となっています。最も少ないのは駒ヶ林駅で、1日わずか1,480人。次いで刈藻駅(1,857人)、みなと元町駅(1,862人)、旧居留地・大丸前駅(2,000人)となっています。

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地下鉄海岸線と近接する他の鉄道路線(国土地理院の地図を加工。阪急や神戸電鉄等は割愛。阪神は元町~西代間は「神戸高速線」となっている)。

 三宮・花時計前駅はJRの三ノ宮駅、阪急・阪神の神戸三宮駅から南に300mほど離れており、JRに乗り換える場合は、同じく新快速の停車する神戸駅に近接するハーバーランド駅から乗り換えるほうが便利となっています。

 以上を鑑みると、海岸線は結局、鉄道空白地帯である兵庫区の臨海地帯の利用者のための路線で、あわせて繁華街まで乗り換え無しで移動できるよう、ハーバーランドから三宮まで伸ばした、といった見方をすることができます。

【地下鉄に直通「乗ったら終点、駅ふたつしかない鉄道」が神戸にあった】

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コメント

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2件のコメント

  1. >JR和田岬線は和田岬駅と兵庫駅を結ぶ1駅だけの「東海道本線(JR神戸線)の支線」
    「山陽本線(JR神戸線)の支線」です。

  2. 神戸市地下鉄海岸線三宮・花時計前から中之島まで延長され神戸市久元市長さんへ新しい✨🆕✨7000形6両編成され工事して下さい来年も最後まで宜しくお願い致します❗