PASMOの「バス特」都営バスでも終了 乗継割引も「ToKoPo」に統合へ

他社との共通利用ができなくなりますね。

都営バスでも「ToKoPo」つきます!

 東京都交通局は2021年9月1日(水)、都営交通のポイントサービス「ToKoPo」のサービスを拡充すると発表しました。

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都営バスでも「バス特」終了へ。「ToKoPo」にサービス統合される(乗りものニュース編集部撮影)。

「ToKoPo」は都営交通の乗車に応じてポイントが付与される会員制のサービス。これまで都営バスのみの乗車ではポイントがつきませんでしたが(都営地下鉄~都営バスなどの乗り継ぎでは付与された)、10月1日からは以下のように変更されます。

・都営バス単独の乗車:1乗車0ポイント→2ポイント(土休日はさらにボーナス2ポイント/日)
・都電荒川線単独の乗車:1ポイント→2ポイント(土休日はさらにボーナス2ポイント/日)
・乗継ボーナスポイント:2ポイント/日→10ポイント/日

 基本ポイント、土休日ボーナスポイントとも都営地下鉄、日暮里・舎人ライナー、都電荒川線(東京さくらトラム)、都営バスで統一され、乗継ボーナスポイントは大幅に引き上げられる形です。なおポイントは1ポイント1円相当で、10ポイント単位でPASMOにチャージできます。

 これに伴い、PASMO・Suicaを対象とした都営バス・都電乗車時に適用される「バス利用特典サービス」(通称「バス特」)と、「都営バス乗継割引」、9月30日をもって終了します。東京都は「今後、ポイント付与の対象や適用条件を拡大するなど、サービス内容の更なる拡充を検討します」としています。

 ちなみに、1か月以内に1000円乗車すると100円が自動で差し引かれるなどする「バス特」は、2021年に入り多くのバス事業者がサービスを終了しています。

【了】

【「バス特」とどっちがお得?】「ToKoPo」の新サービスを画像でチェック!

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コメント

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2件のコメント

  1. これSuicaユーザーを切り捨てて、乗継割引を改悪したってことだけど、
    あくまで東京都下の公共交通、しかも公営の公共交通なのに、特定のICカード陣営だけを利するような取り組みは許されるものなんでしょうか?

    • 何が悪いのか全然わからんね
      元々都交通局はPASMO陣営(パスネット時代から出資してる)で、
      Suicaは単に相互利用可能カードの一つに過ぎない(システム的にはSuicaに従属しているが)
      各ローカルの交通系カードでも同様のことは昔からやってるけどそれは指摘しないの?