「鶴ヶ島日高バイパス」第2工区1.3kmが開通 杉並木の現道の混雑緩和へ全通めざす

ひとまず圏央道のICアクセス道路までは繋がります。

圏央道へのアクセス向上も図る

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バイパス道路の整備が進められる国道407号の現道(画像:日高市)。

 埼玉県は、日高市~鶴ヶ島市の国道407号で建設事業を進めている「鶴ヶ島日高バイパス」について、ひだかモール付近から鶴ヶ島市高倉地先までの1.3kmの区間を2021年9月12日(日)14時に開通すると発表しています。

 鶴ヶ島日高バイパスは国道407号(日光脇往還)の混雑緩和や並行する圏央道の圏央鶴ヶ島ICへのアクセス向上などを目的に設置される道路で、片側2車線の車道のほか、両側に歩道が整備されます。

 バイパスされる国道407号の現道部は、17世紀の江戸時代から整備された日光脇往還の杉並木が今も残る区間となっており、長い直線道路の両側に杉並木が続く景観が特徴的ですが、道路拡幅や歩道整備が進んでおらず、渋滞に加え歩行者の安全確保が課題となっていました。

 1991(平成3)年にバイパス道路整備の都市計画が決定。2009(平成21)年から事業が進められ、2020年に既存道路を拡幅する形で900mが先行開通していました。全通までは残り600mとなっており、今回開通部の北側終点は、圏央鶴ヶ島ICと市道で接続されています。

【了】

【今回開通する区間と「日光杉並木」の現道】

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コメント

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1件のコメント

  1. 便利になります。