高速道路の車線に「緑色の実線」初登場 踏んでいいの? その意味とは

走行車線を分ける区画線といえば、白の実線と破線、黄色の実線ですが、見慣れない「緑の実線」が高速道路に登場しました。どのような意味があるのでしょうか。

なぜこれが渋滞対策? NEXCOに聞いてみた

 車線キープグリーンラインを設けた背景について、NEXCO東日本関東支社に聞きました。

――緑のラインでキープレフトを促すアイデアを思いついたきっかけは何でしょうか?

 4年ほど前に同じ箇所で、簡易LED標識や横断幕を用いた「車線利用率平準化実験」を行いました。具体的には、「渋滞予防のため左車線のご利用を」などといった文言を簡易LED標識や横断幕に記載し、路肩や中央分離帯に設置しました。

その結果、追越車線への車両集中の緩和や渋滞発生時交通量の上昇など一定の効果が得られましたが、このときの簡易LED標識や横断幕は仮の設置であったため、常設で実施できる対策が何かないかと考えた結果、ラインでキープレフトを促すという案に至りました。

――渋滞対策としてのキープレフトは、どのような効果があるのでしょうか?

 渋滞の多くは追越車線から発生しています。混雑時のドライバーの心理として、「少しでも速く進みたい!」という思いからつい追越車線を走りがちなのですが、その結果、多くのクルマが追越車線に集中してしまい、かえって渋滞発生を早めることになってしまいます。

 キープレフトを促進することで、このような追越車線への過度な車両集中が緩和され、渋滞予防への効果があると考えております。

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追越車線にクルマが集中し、渋滞が発生することがある(画像:写真AC)。

※ ※ ※

 このほか、緑色のラインの箇所へ近づくにつれ、「この先4km左車線キープ」「この先2km左車線キープ」「合流後左車線キープ」といった表示内容の看板も設置しているそう。この関越道下り線での効果を検証しつつ、別の箇所への展開も検討したいということです。

 NEXCO東日本関東支社では2017(平成29)年から、関越道や東北道の渋滞しやすいポイントで、前出した車線利用の平準化を促す社会実験を行ってきました。車線キープグリーンラインは、その結果を踏まえた、具体的かつ常設の対策。見かけたら「キープレフトにご協力をお願いいたします」としています。

【了】

【緑の車線の「意味と効果」】画像でチェック!

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コメント

6件のコメント

  1. 結局このラインを引いたところで追越車線をダラダラ走る車はなくならないでしょうね

    • 間違い無く、その通りでしょうね。

  2. 初見だと出口やJCT分岐に誘導されそうな印象を受けますね

  3. まったく道路屋ってのは、好き勝手にやるな。

    緑色ってのは、通学路とか安全のための色なのに、高速だから関係ないとか、一貫性がないからドライバーには意味が分からなくなんでは。

  4. 無駄な税金を継ぎ込まず、「遅い車は左へ寄れ」位の看板を設置しなければ!アホが120㎞走行で右車線を占拠しているのが現状。仕方なく左車線から追い越しするしかない!日本人にはキープレフトとか謙虚な交通マナーなど無いに等しい!

    • 看板設置した所で効果あると思っている所が甘いな。

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